【投資哲学】バフェットの巨富を生み出す7つの法則
ウォーレン・バフェットが数十年にわたって巨富を築いてきた秘密を知りたくありませんか?
今日は、彼の成功の鍵となる7つの法則を紐解き、あなたのビジネスや投資にもどのように応用できるか考えてみましょう。
社長・起業家がバフェットを学ぶべき理由
私はウォーレン・バフェットの大ファンです。書店でバフェットの文字を見つけたら即買いしてしまうほど、バフェットの投資哲学が大好きです。
あなたもきっとバフェット好きですよね笑
世の中にはその時々で「あれをやれば儲かる」「今はこれが流行りだ」と話がてんこ盛りですよね。私も以前はよく目移りしていました。
確かに時流やトレンドは大事な要素なんですが、あくまで戦術や手法レベルの話。
バフェットの長期投資をベースとする哲学のように、ビジネスモデルや仕組みづくりの考え方、戦略そのものの土台として変わりません。
部品やパーツはその時々でいろいろ交換したとしても、車一台の基本設計図は変わらない。それと同じことです。
Profit Engineの「社員数・働く時間を増やさずに長期安定成長ビジネスをつくる」というコンセプトにも、バフェットの哲学は合致する部分が多いんです。
そんなバフェットの教えの中から、今日は7つの富の法則をピックアップしました。
1つ目は「逆」が富を生み出す
バフェットは、本来の価値よりも割安になっている時に株を購入するバリュー投資が基本。
「世間を眺めて判断しない」「市場に問うのではなく自分に問え」という言葉のとおり、周囲の投げ売りや軽視に惑わされず、本来の価値や将来性を見極めて判断せよという教えです。
マーケティングの世界にも「大多数がやっていることを観察して、その逆をやればいい」という考え方があります。
2つ目は「限定」が富を生み出す
バフェットは、自分が熟知している業界やビジネス、商品サービスだけに投資をします。
自分が知らないもの、分からないもの、得意ではないものには手を出しません。
「理解せよ、利益になる」という言葉のとおり、私たちも新規ビジネスに挑戦する時、新しい戦術や手法を試す時には、十二分に学習やリサーチをしましょう。
「誰かが儲かると言っているから」「隣近所がみんなやっているから」という理由で安易に手を出すと、たいてい痛い目をみます。
3つ目は「待ち」が富を生み出す
バフェットの長期投資をベースとする考え方には、我慢や辛抱、忍耐がもれなく付いてきます。
「勝たないと”勝てば官軍”になれないが、どんな人も”待てば官軍”になれる」という言葉は、実は最近、2024年1月から新たに始めた海外輸入事業で私も実感したところです。
マーケティングの世界にも「顧客獲得に最も投資できる会社が市場を制する」という教えがあります。
視点を変えれば、広告宣伝の投資回収をより長期で捉えられるビジネスが儲かるとも言えます。
4つ目は「スタート」が富を生み出す
そもそも何をやるのか。どちらを向いて、ビジネスや投資を始めるのか。試行錯誤が報われやすいのか、それとも成功や成長が期待しにくいのか。
それは最初に向く方角で決まるということです。
私たちのビジネスに置き換えれば、はじめの戦略方針やビジネスモデルの設計、ターゲットオーディエンスの選択、価格設定などによって決まるとも言えます。
たとえば、大勢の社員スタッフを雇用して大きな会社をつくりたいのか、少数精鋭で儲かるスモールビジネスをつくりたいのか。あなたはどちらでしょうか。
5つ目は「当たり前」が富を生み出す
バフェットは、一攫千金で一発あてて儲けようという考えを嫌います。
「成功は折りたたまれた努力である」の言葉のとおり、たとえば、毎日企業の決算報告書や業績レポートに目を通すという行動習慣を淡々と継続するのがバフェット流です。
私たちのビジネスでも同じですよね。
Web広告スコアを毎日付ける、新しいクリエイティブを毎日追加する、月次LTVの伸長をチェックする、メルマガを毎日配信する、ジャーナルを毎日書く、本を毎日30分読む、など。
自分でやると決めたことを、決めた時間どおりに。自分との約束を守り続けるということです。
6つ目は「分配」が富を生み出す
「凡人は自分の取り分を大きくする、賢者はパンそのものを大きくする」というバフェットの教えは、私たちのビジネスでも同じかもしれません。
たとえば、私たちの顧問税理士によれば、社長やオーナーの役員報酬や役員賞与の取り方には2パターンあるそうです。
1つはビジネスの利益に関係なく、年間1,000万円や2,000万円を取りたいと自分の取り分を最初に設定する方法。
もう1つはビジネスの利益に応じて、自分の取り分を毎年変動させる方法です。
もし後者であれば、ビジネスを成長させ、儲けを拡大することが社長の仕事となります。
そのために、社員スタッフやチームメンバーの成功を応援し、顧客への提供価値や貢献度をUPすることが、最終的に自分たちへの還元になるという考え方になります。
7つ目は「相棒」が富を生み出す
「買収先企業に対する私たちの最大の貢献とは、私たちが”やらない”ことにある」というバフェットの言葉。
バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイは、株式を取得し、長期保有するとしても、親会社だからと言って口出しすることもなく、会議で顔を合わせることもないそうです。
私たちのビジネスにおいても、”信頼して任せる”というのは、成功の鍵を握ります。
ひとり社長が自分ビジネスからチームビジネスにステージアップする時、あるいは事業の多角化やグループ経営に展開しようとする時、など。
以上、ウォーレン・バフェットの7つの法則、いかがでしたか?
あなたがビジネスや投資でますます成功するためのヒントにしてください。