"時は金なり"は嘘

あなたの人生は、たった4000週間しかないと知っていましたか?

私たちの平均寿命を週単位で考えると、なんだか思ったよりも自分の人生が短いことを実感しませんか?

大学生の時に読んだ本には「時は金なり、ではない、時はすべてだ」とありました。Time is Moneyじゃない、Time is Everthingなのだと。

私は現在41歳、今年7月に42歳になります。平均寿命通りだとしても、残りの人生は約2000週間。「もう人生の半分が終わったんだな...」と思うと、なんだか少し焦るような気持ちになります。

あなたは今いくつでしょうか?残された時間はあと何週間ですか?今までの延長線上で人生を時間を過ごすのか、それとも何かを変えるのか。深く考えさせられるのではないでしょうか。

週末に妻がたまたま『我慢して生きるほど人生は長くない』という本を読んでいました。心療内科医の鈴木裕介先生が書いた本です。

もっと勉強して実績を積んでから、もっとお金に余裕ができてから、50歳を過ぎてから・・・。

あなたも現状を取り巻く諸制約に甘んじて、先延ばしにしがちではありませんか?私も同じです。でも準備万端に整うことは、まずない。いつまで経っても信号が青になる日はこない。

あなたも社長や事業主なら、誰かに我慢しなさいと縛られることは、実質ほとんどないですよね?自分で自分を縛りつけているだけ。だったら、自分の意思と行動ひとつで、諸制約を取り払うことはできるはず。

今日から始めてみたら、驚くほど毎日が満ち足りてくるかもしれません。結果がどうであれ、今すぐ行動を起こしたという事実が、人生の幸福や充実を実感するには大事なのだと思います。

私も年を追うごとに、お金よりも、時間の大切さを重く受け止めています。昨年8月に脳震盪、脳挫傷で意識を失ってからはなおさらです。

時間という資産や費目は、財務諸表に明記されることはありません。私たちはついお金のことばかり気にしていないでしょうか。売上や利益が増えたら喜び、現金残高が減れば右往左往していないでしょうか。

そんなことは大した問題じゃない。なぜなら、時間はカウントダウンタイマーのように、今この瞬間も、刻一刻と減っているからです。

あなた自身の限りある時間はもちろん、社員一人ひとりの限りある時間、顧客クライアントやパートナーの限りある時間にまで意識を向けてみてください。

あなたのビジネスのあり方、チーム運営のあり方、提供する商品サービス、そしてあなた自身の生き方そのものに、もしかしたら何か変化が必要かもしれません。

Time is Moneyじゃない、Time is Everthingです。