『天才読書』ビル・ゲイツのシンク・ウィーク(Think Week)を真似して、集中読書の習慣から問題解決やアイデアの着想と出会う。

あなたは今週、どんな本を読んでいますか?私は『天才読書』という本を読んでいます。

著者は、日本経済新聞や日経ビジネスの記者である山崎良兵さん。

イーロン・マスクやジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツへの過去個別インタビューをもとに、彼らが読んでいるバイブル本100冊をまとめたブックガイドです。

経営に関する本も紹介されていますが、むしろメインはそれ以外の「教養」です。歴史、人物、SF、ファンタジー、科学、AI、経済学、戦争、生き方、哲学、小説など。

◾️シンク・ウィーク(Think Week)

たとえば、ビル・ゲイツは猛烈な読書マニアとして有名であり、年50冊を読むそうです。

マイクロソフトの経営で多忙を極め、7年間で15日しか休まなかった時期から現在に至るまで。

年2回、別荘にこもって大量の本を1週間かけて読みあさる「シンク・ウィーク(Think Week)」を継続しています。

大量の読書から、問題解決のための戦略やイノベーションなどの着想、新たなライフミッションとの出会いを得てきました。

私はビル・ゲイツにはなれませんが、せめて行動習慣だけでも彼の真似をしてみようと考えて、大学卒業した頃から、毎日や毎週、毎月の学習時間をあらかじめルーティンの中に組み込んでいます。

加えて、現在では2ヶ月に1回、星野リゾートに3日間ほど宿泊して集中読書しています。

自分や自社全体の取り組みや数字を振り返り、問題解決のための思考を巡らせたり、新たな興味関心や事業アイデアの着想に出会ったりする時間です。

◾️天才たちに囲まれていた思春期

『天才読書』を読んでいると、私は中学・高校・大学時代の友人たちを思い出します。

日本全国で医学部合格者数最多を誇る、愛知県の中高一貫進学校に通っていた私は、天才なんじゃないかと思えるくらい優等生たちに囲まれて育ちました。

中3で東大模試A判定で、アメリカの大学院で使われている物理学の教科書を熟読している6年間学年1位だった天才と同じクラスで隣の席になった時は、衝撃を受けました。

さらに、大学時代に住んでいた学生寮では、たまたま東大法学部の主席で在学中に弁護士試験に合格する天才、全国トップレベルの将棋の達人でGoogleに就職する天才など、身近に超のつくほど天才たちに囲まれていました。

そして、彼らは皆、ずーっと何かしらの本や文献を読んでいました。知識欲が旺盛なだけでなく、物事を考えたり、議論を交わしたりすることが好きでした。

逆に私は、頭の良さや知識幅の広さではまったく太刀打ちできないので、図らずもセールスやマーケティングの道に全振りして一点突破してきたわけですけどね笑

「凡人には凡人なりに生きる道がある」と。

◾️集中読書の時間を組み込もう

『天才読書』を読んでいると、イーロン・マスクやジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツの教養や興味関心の広さ、そして新たな学びや気づきを得ることに対する貪欲さ。

それは、まさに私が思春期の多感な中学・高校・大学時代に周囲にいた友人たちとそっくりです。

彼らほどの大量インプット力や思考力は私にはありませんが、独力して頑張るというよりも、自分や自社の問題解決テーマや興味関心の流れにただ身をまかせる。

そんな集中読書をしてみると、確かにヒントやアイデアが見つかるものです。

PROFIT ENGINEでシェアしている売れる仕組み戦略と技術は、あくまでも道具に過ぎません。

道具を使って、誰にどんな問題解決や価値貢献を届けるのか、どんなビジネスを創造するのか、どうやってビジネスを伸ばすのか。

集中読書の習慣が、あなたのビジネスをさらに成長させてくれるかもしれませんよ。