代理店ビジネスの終焉
あなたは代理店への外注について、こんな疑問を感じたことはありませんか?
- なぜ集客が鳴かず飛ばずでも、予算消化しただけで、web広告代理店に20%も手数料を払わなければならないのか
- なぜ良い人材からの応募がなくても、Indeedに掲載しただけで、求人広告代理店に手数料を払わなければならないのか
- なぜたった15秒や30秒のTVCMを、ただ流しただけで、大手広告代理店に数千万や数億もの支払いをしなければならないのか
あなたも冷静になってよく考えてください。おかしいと思いませんか?
従来の広告代理店は、プランニングからクリエイティブ制作、メディアバイイング、効果測定まで一手に担い、顧客企業は高額な手数料を支払っていました。日本でも電通・博報堂を筆頭に代理店主導モデルが長年ビジネスの中心でした。
Web広告代理店も同じです。たとえば、サイバーエージェントやオプト、アドウェイズといった大手は、Web広告の運用プランニングからバナー・動画クリエイティブの制作、入札設定、レポートの作成・分析に至るまで一気通貫で担い、その対価として広告費の20~30%の運用手数料を請求してきました。
求人広告代理店も同じです。求人媒体への掲載、個別スカウト配信、紹介手数料、採用代行費、運用広告の手数料など、満足に応募も集まらないのに「原稿をつくって掲載した」「予算を消化した」というだけで、高額なフィーを請求される。
成果を出すためには日々の入札調整やABテスト、レポート作成など膨大な手間工数がかかると思われてきました。クライアント企業は高額な人件費・ツール利用料をさらに代理店に上乗せしなければならないケースもありました。
それでも「広告宣伝=代理店に任せるもの」という考え方があたり前だと思われてきたんです。
仮に疑問を持ったとしても、自社内や自分自身には知識経験スキルがない・時間もない、ということで、手数料は高いが外注するしかないと思われてきました。
しかし、状況は変わりました。AIが登場したからです。
米経済誌Forbesは2025年、「AIと自動化により、企業は社内少数精鋭チームでマーケティングを実行する時代が来た」と報じました。
実際に、国内外の大手企業も「自社内でAIを活用するほうがコスパが良い」と公言し始めているんです。
たとえば、コカ・コーラは2024年末、AI生成によるホリデーCMを公開しました。従来であれば数億円規模の制作費と数ヶ月を要したところを、AIによる映像生成と編集により、数千万円・数週間で完了。世界中で大きな話題を呼び、制作コストの劇的な圧縮とスピード化を両立しました。
Nikeもブランド創立50周年に、AIを駆使してNever Done Evolvingというキャンペーンを制作しました。1999年の若きセリーナ・ウィリアムズと2017年のセリーナをAIで合成対戦させる8分の映像を発表。周年記念を祝うと同時に、大幅にコストと期間を削減しました。
ユニリーバも2024年に「広告制作の50%を生成AIに移行する」と発表し、年間数十億円のコスト削減を見込むと公表しています。
じゃあ、これは大手企業だけに限った話なんでしょうか?いいえ、そんなことはありません。
きっとあなたの周りにも、すでにChatGPTやGeminiを使いこなしている人がいますよね?CanvaやVrew、Gammaのような便利なAIツールを使って、Web広告やSNS投稿、動画、資料を短時間でどんどんつくれる人が出てきているんじゃないですか?その人たちは、今まで自分じゃできない・時間がないと思っていたことが、一瞬でできるようになって、自由にビジネスをつくったり、会社をスケールさせたりし始めているわけです。
中小企業や個人サイズのスモールビジネスこそ、手元の予算が限られる中で、「デジタルマーケティングはわからない」「生成AIはうちには関係ない」とか言ってる場合じゃないんです。わざわざ高い手数料や外注コストを払って代理店に頼んでいる場合じゃないんです。
今の時代に「スマホやパソコンは苦手で...」とか言っていたら若い人に笑われますよね。「社長、それくらいみんな自分でやってますよ...」それとまったく同じことです。
代理店任せをやめて自社内でマーケティングを実行するように企業が移行している中で、まだあなたは無駄なお金を代理店に垂れ流しにするつもりですか?
Web広告もIndeed採用も、画像や動画コンテンツも、従来の10分の1や100分の1の時間でできちゃう時代です。そろそろ目を覚ましてください。