営業脳社長とマーケ脳社長の違い(Super Conference@米国テキサス州ダラス)

おはようございます!

米国テキサス州ダラスは、朝5時55分です。

日本との時差は14時間ですから、そちらは夜8時前でしょうか。

私は昨日から米国テキサス州ダラスで開催されているダイレクトマーケティング・サミット『Super Conference』に参加しています。

昨年秋にフロリダ州オーランドで参加した『Funnel Hacking LIVE』は、約5,000名と大規模でしたが、今回は350名くらい。

地元アメリカの社長やマーケターが9割ですが、海外からの参加者もいて、私の右隣はトルコのマーケティング代理店、左隣はドイツの家具メーカーの社長でした。

日本からは私一人でした。

不動産販売や保険代理店、ピアノ教室、動画制作会社など、業種業態も様々で、従業員数は数名〜数千規模まで幅広く。

前回の参加者よりも事業サイズが大きめだなと感じました。

朝9時から夜8時まで缶詰めなので、Day1の手元メモだけでも大量ですが、取り急ぎちょっとだけトピック共有しますね。

「いかに人に依存せず、スケールしやすいマーケティング・システムを構築するか」

オンライン完結ではなく、オフラインやアナログとの組合せを前提として、いかに属人的や現場任せではない”売れる仕組みづくり”で事業を伸ばすか。

私たちProfit Engineが伝えるコンセプトに、完璧に合致していました。拙著『事業復活メソッド』にも書いた郵送DMによる”フォローアップ・シークエンス”の話も出てきましたよ。

「営業思考のビジネスは、人に依存し、事業が脆弱。マーケティング思考のビジネスは、売れる仕組みやシステムをつくり、スピードもスケールも早い。」

印象的だったのは、”People are not scalable.(人間はスケール可能ではない)”という言葉でした。

そして、それは業種業態による問題ではなく、ビジネス構築に対する社長の考え方・取り組み方の問題であるということ。

「売れる仕組みを構築・運用・改善して数字を伸ばせる”売れるチーム”を、どのようにマネジメントするか。」

私たちProfit Engineは、個人サイズではなく、片手でおさまるサイズの少数精鋭チームを編成し、いかに拡張可能なビジネスを構築するかを追求しています。

中小企業やスモールビジネスでも、社員メンバーの採用や育成、マネジメントに悩む社長は、結構多いんじゃないかと思います。

会社経営やチームマネジメントのやり方は、あれこれ何かと難しくなりがちですが、昨日はシンプルでわかりやすかったです。

「リッチは、ニッチに宿る」

これは、定番ですね。他社との違いや差別化の話でもあり、高収益体質なビジネスをつくる話でもあります。

顧客を絞り込むか、提供価値を絞り込むかの2軸がありますが、顧客を絞り込む方がポジショニング戦略として考えやすそうだなと感じました。

そして、顧客や市場側の目線でも、「誰向けか」を明確に絞り込むことで、”自分のためのもの”と受け取りやすくなりますね。

「Urgency(緊急性)とDesperate(絶望的な状況)が、ビジネス成功や成長のトリガーとなる」

要するに、顕在化している悩みや痛み、その中でも今すぐに解決しなければならない崖っぷちの状況があれば、その解決策をあなたが率先して提供すればいい、ということ。

市場調査やアンケート結果から読み取るのも良いですが、やはり顧客から直接ヒアリングして察知するのが基本ですね。

そのためには、顧客や人々からお悩み相談が自動的に寄せられる、集まる仕組みをつくっておくと良さそうです。

取り急ぎ、以上です。

あと2時間でDay2が始まるので、急いでシャワーを浴びて、会場へ向かいます。