いかに積極的に代償を払うか(Super Conference@米国テキサス州ダラス)

私は今、米国ダラスのルネッサンス・ホテルで、このメルマガを書いています。

こちらは5/2木曜の朝3時32分。いや、朝ではなく、真夜中ですね。

時差ボケで全然眠れません。

日本とは14時間の時差がありますので、夕方5時半くらいでしょうか。

今回はダルビッシュ選手がおすすめの時差ボケ対策サプリを試しているのですが、2時間くらいウトウトしたものの、やっぱり眠れません。

途中で小まめに昼寝しながら調整したいと思います。

さて、眠るのはあきらめて、ひとまず仕事を進めています。

4月上旬に送った『商業出版アプローチ』から、GW前に有隣堂出版部の編集長さんからお返事をいただきました。

「ぜひ出版したい!編集会議にかけるのでサンプル原稿を送ってほしい」とのこと。

ありがたいですね、新たなご縁に感謝です。

さっき1時間くらいで見出しの一部を3,000字程度の原稿にまとめて、いまメール提出したところです。

先日ご縁いただいた誠文堂新光社も有隣堂も、どちらも編集長からお返事をもらいました。しかも、話が早い。

「私信風DMと同じで、やっぱりトップ営業なのかな」と感じます。

商業出版アプローチは、毎月第1週の木曜PMタスクとしてルーティンが決まっているのですが、GW&ダラス出張があったので、4/30に新しい企画書をつくって30社に送りました。

いつもは類書の編集担当宛てに送るのですが、今回からわかる場合には編集長や編集責任者宛てに送ることにしました。

『月刊売れる仕組み戦略レポート』読者の皆さんは、2023年12月号で『商業出版アプローチ』を解説していますので、実行アクションの1つに加えていない方は、ぜひ取り組んでみてください。

あと4時間くらいで、『Super Conference』のDay1が始まります。

今回に限らず、海外のイベントやカンファレンスに参加するたびに思うのは、「いかに積極的に代償を払うか」です。

ビジネス上の広告宣伝や販売促進へ投資するほど、顧客獲得やLTV向上というリターンを生みます。

同様に、経済的・時間的に代償を払えば払うほど、平常モードとは明らかにスイッチが切り替わる。

社長としての自分自身のマインドセット、自社の戦略方針、チーム育成、習慣やアクションと向き合う感覚が、平常モードとは明らかに違う。

あなたも似たような体験はありませんか?

円安が進む中で、海外出張にも結構お金がかかります。

日本のよくあるイベントとは違って、海外サミットの参加もそれなりに高額です。

移動を含めれば、丸6日間もガッツリ時間をとるのも、ある意味では代償ですよね。

海外云々に限らず、積極的にリスクを取り、代償を払った分だけ、結果的に自分や自社の成長は桁違いに早まるという実感があります。

それは本質的には、どこで何を学ぶか、ではなく、最終的には自分自身の問題なのでしょう。

代償を払った分だけ、自分自身がより真剣に、より集中して、より深く考え、より挑戦し、より行動することになるからだと思います。

さっきアメリカン航空の機内でも、4月度のマンスリーレビューをしていたのですが、すでに5月度の自分自身、全社、事業部門ごとの振り返りと改善点を書き出すことができました。

『月刊売れる仕組み戦略レポート』4月号コラムにも書いた「自分で自分のケツに火をつけろ」という話も、根っこは同じかもしれません。

私たちの『実践1on1コーチング』クライアント各社が結果を出せるのも、一番は決して安くはない投資を決断して、強制力を働かせるからではないでしょうか。

もちろんビジネスモデルや売れる仕組みづくりの戦略や技術はあれど、強制的に実行タスクと期限を切られるからではないでしょうか。

いかに自分や社員メンバーを本気にさせるか。

いかにやらざるを得ない状況を意図してつくるか。

そのために、「いかに積極的に代償を払うか」について、会社やチーム全体として戦略的にリスクを取りに行く姿勢が、結構大事な意思決定じゃないかと考えています。

あなたはどう思いますか?