ファーストリテイリング柳井正会長に学ぶ、強い組織を作るには、強い個人が必要であるという教え

7月29日の週刊PRESIDENTには、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長と、Jリーグ設立から日本サッカー界を育てた川淵三郎氏の対談記事が掲載されています。

タイトルは、「変革者の条件」。

柳井氏と川淵氏の出会いは、2003年からファストリが始めた「JFAユニクロサッカーキッズ」(6歳以下の未就学児を対象としたサッカーフェスティバル)の取り組みがきっかけ。

柳井氏はお子さんが小学校からサッカーをやっていたこともあり、サッカーに対する親近感を持っていました。2002年の日韓ワールドカップの熱狂を見て、川淵氏のリーダーシップのもと、Jリーグは野球を追い抜いて世界に羽ばたくんじゃないかと感じたそうです。

このような経緯から、ユニクロとしてサッカーをバックアップしようという取り組みに繋がったのでしょう。

対談記事の中で、柳井氏は「サッカーの醍醐味は組織で動くというよりも、チームと個性のぶつかり合い。しかし、最近の日本サッカーはどうも組織的な要素が強い。それがサッカー本来の魅力を減らしているように見える。」と話しています。

さらに、「以前は、三浦知良や中田英寿、本田圭佑といったスーパースターがいた。今は早いうちから世界に挑戦する選手が増えたが、本田圭佑のように”俺が本田だ”といった態度で、胸をはり、世界の一流選手になろうという気概が欲しい。」と続けています。

川淵氏も「平均してある程度のレベルに実力は上がっているが、ただ一人の選手を見たいと思わせるほどの選手はいない。野球の大谷翔平のような突出した選手が出てきてほしい。」と話しました。

一人ひとりの実力や個性が強くあり、その上で強い組織プレーが成り立つ。これは、私たちのビジネスやマーケティング、売れる仕組みづくりでも同じだと思いませんか?

うちの会社は、9割のメンバーがマーケターです。

小さな会社ですし、売れる仕組み全体に主体性を持って関与してほしいですし、各個人の成長を最高限にスピードUPしなければ、ビジネスが伸びません。

そのため、セールスライティング、Web広告運用、コンテンツ制作、動画編集、商品サービス企画など、さすがに全部ではありませんが、一人があえて複数の役割を担っています。

手前味噌ですが、事実メンバーのみんなは、他社では10年かけても育たないマーケターレベルに、うちなら3年前後で到達しています。

もしメンバー一人ひとりのプロ意識レベル、知識レベル、スキルレベルが低ければ、リーダーがいくら熱心に伝えようとしても、聴かないし、理解できないし、実行もできませんよね。

マーケティングは会社経営や事業戦略、業績に直結する仕事なので、メンバー個々が弱ければ、ビジネスは成長できません。

一人ひとりが強くなった分だけ、組織プレーもできるようになり、切磋琢磨もでき、実行スピードもUPし、成果も出やすくなります。

今いる社員をマーケターに鍛え上げる『BtoBマーケター養成ギプス』は、ただ講義や研修を受けるのではなく、売れる仕組みをゼロから設計・構築・運用する現場実務を通じて、クライアント社内の皆さんにマーケターとしての知識・スキル・マインドを醸造しています。

みんなで分担するのではなく、一人ひとりが売れる仕組みに必要な基礎実務を全部やりきり、数字や結果を個人ごとに追求します。

簡単に結果が出るはずないので、徹底的にもがきます。あがきます。それが、マーケティングの現場です。

個人を徹底的に強くして、強いチームを作り、もっとビジネスを伸ばしたい企業様は、ぜひどうぞ。

・・・と言いたいところですが、現在企業様からのご依頼が非常に多く、新規のご支援はお待ちいただいている状態です。

現在とは別のサービス形態で、きちんとお役に立てる方法を企画中ですので、改めてお知らせします。