起業・新規事業の成功原則。ビジネスモデルや売れる仕組みを呆れるほどシンプル化し、一点突破で軌道に乗せよう。

会社を辞めてこれから起業する方、既存事業とは別に新たな事業を立ち上げる方へ。

うまくいくビジネスとうまくいかないビジネス、成長しやすいビジネスと停滞しがちなビジネス。その違いはなんだと思いますか?

今日は、起業・新規事業に挑戦される方へ、私が学んできたヒントをシェアしたいと思います。

◾️大量行動には前提条件がある

大量行動、大量行動とよく言われます。私も同意です。

でも、大量行動の前提として、私自身の20年間の経験、クライアントの売れる仕組み、パートナーとの新規事業立ち上げに取り組む中で、気づいたこと、日々心がけていることがあります。それは、、

「10のことを1ずつやる」大量行動ではなく、「1のことを10やる」「2のことを5ずつやる」大量行動の方が、結果が早い。

結論、うまくいかないビジネスは、たいていビジネスモデルや仕組みが複雑すぎます。施策や打ち手が多すぎて、実行完徹できない、仕組みや習慣として続かないのです。

私自身も20代の頃からいくつも事業やブランド立ち上げに挑戦しては、過去たくさん失敗してきました。

前向きな言い方をすれば、大量行動は意欲的とも捉えられますが、ビジネスの立ち上げ期は「一点突破」「一点集中」を前提に大量行動を組み立てること。そうでなければ、リソースが散漫になってしまい、うまくいかない可能性が高いように思います。

さて、「一点突破」とは、どういう意味でしょうか。

◾️一点突破でビジネスを軌道に乗せる

たとえば、新規客を集める仕組み

プレスリリースも出したい。SEO記事やSNS投稿も発信したい。セミナーも開催したい。テレアポもやらなくちゃいけない。ホームページも整えておかないと。お役立ち資料も用意しないと。

・・・このようになりがちではありませんか?

もし仮に、新規客を集めるために「たった1つしか選べないとしたら」、あなたはどれを選びますか?

たとえば、見込客や顧客との関係性を繋ぐ仕組み。

メルマガやLINEでコンタクトを取ろう。YouTubeチャンネルや動画マーケもやらないと。インスタもフォローして欲しい。ツイッターでバズってくれたら嬉しい。ライブ配信もアツいからやってみようか。

・・・このように欲張りになっていませんか?

もし仮に、見込み客や顧客との関係構築・維持をするために「たった1つしか選べないとしたら」、あなたはどれを選びますか?

たとえば、商品サービスを売る仕組み。

Webセミナーもいろいろ企画したい。訪問やオンライン商談でクロージングしなくちゃいけない。顧客情報を管理するシステムも導入しないと。オンラインで売れるように仕組み全体を自動化するツールだって必要だよな。

・・・このように、あれもこれもになっていませんか?

もし仮に、商品サービスを売るために「たった1つしか選べないとしたら」、あなたはどれを選びますか?

◾️一点突破、呆れるほどシンプルに

ビジネスの立ち上げ期は、呆れるほどシンプルにしましょう。

新規獲得、関係構築、営業販売のそれぞれに、たった1つだけ選びましょう。

すべての人手もお金も時間も脳みそも、一点に全集中して、一気に立ち上げること。

ゆっくりのんびりやっていては、立ち上がるものも立ち上がりません。「一点突破」です。

仮に一点突破で選択と集中したとしても、新規ビジネスを成功させるのは決して簡単なことではありません。

でも、リソースが分散すればするほど、なおさら成功は難しくなります。スピードも遅くなりがちです。

「僕らがやることは、1〜〜、2〜〜、3〜〜。追うべき数字、やることはこれだけ。」

いつ誰に聞かれても、社員スタッフやチームメンバーの誰に聞いても、即答できるくらい簡単にしましょう。

起業・新規事業に挑戦される方へ、「一点突破」で仕組みを考えてみてくださいね。