【トップ営業への道②】プルデンシャル生命の一流から学んだ!営業初心者でも好感をもたれる見た目のつくり方7選/訪問しないで売る営業の専門家 菊原智明氏

営業の場面では第一印象が極めて重要です。メラビアンの法則によると、第一印象の約9割が視覚的要素、つまり見た目で決まると言われています。営業活動で苦戦しているなら、見た目を変えるだけで劇的に成果を上げられるかもしれません。

本記事では、営業初心者でも今日から実践できる「お客様に好かれる見た目の作り方」について解説します。

1. お客様目線で見た目を考える

見た目を整える際にまず考えるべきは、自分ではなくお客様の視点です。お客様があなたをどのように見ているかを意識して、服装や髪型、持ち物を選びましょう。

例えば、派手な柄物のシャツやネクタイは避け、シンプルで清潔感のある服装を心がけます。住宅営業のプロである菊原先生も、派手な柄のネクタイを着けた際に評判が良くなかった経験を持っています。仕事では自分の好みや個性を一旦横に置き、お客様にとって信頼感を与える見た目を意識することが大切です。

また、自分の見た目を客観的にチェックする方法として、写真や動画を撮影して確認するのも有効です。さらに、過去に契約を取ったお客様や家族、他業種の営業の方にフィードバックを求めるのもおすすめです。

2. 色の選び方で印象を操作する

服装や小物の色が与える印象は非常に大きいです。例えば、青は誠実さを象徴する色で、初対面のお客様と接する際に適しています。一方、商談の最終段階では、情熱を表す赤を取り入れると効果的です。アメリカの政治家も、大切な場面でネクタイの色を戦略的に選んでいます。

お客様の年齢層や好みに合わせて色を選ぶことも重要です。20代–30代がターゲットならトレンドを意識した柔らかい色味を、40代–50代がターゲットなら落ち着いた色味を取り入れると良いでしょう。

3. カバンの選び方で信頼感を向上

営業において、カバンもお客様に見られる重要なアイテムです。よれよれのカバンや汚れた持ち手のものは信頼感を損ねる原因になります。清潔感があり、しっかりした作りのカバンを選びましょう。

特に高額商品を扱う営業職では、上質なブランドカバンを使用することで高い信頼感を得られる場合もあります。ただし、予算に余裕がない場合は、無理に高級品を買う必要はありません。清潔感と適度な品質を重視したカバンを選びましょう。

4. 時計で自己演出を強化

営業職では、腕時計も重要な見た目の要素です。派手すぎるデザインや安価に見えるものは避け、シンプルで上品なデザインの時計を選びましょう。

また、スマートフォンで時間を確認するだけでは印象が悪くなる場合があります。商談中にスマートフォンを触ることは、LINEや通知を気にしているように見えるため、お客様に集中していない印象を与えてしまうことがあります。時計を身に着けておくことで、プロフェッショナルな印象を与えられます。

5. ボールペンで信頼感を演出

契約書や資料に署名を求める場面では、ボールペンも重要な役割を果たします。プラスチック製の安価なボールペンではなく、適度な重さと高級感のあるものを用意しましょう。

特に高額商品の契約場面では、質の良いボールペンを使うことで信頼感を与えることができます。また、男性向けと女性向けに使いやすいボールペンを準備するのも一つの工夫です。

6. 靴で清潔感をアピール

営業職において靴の清潔感も重要です。靴が汚れていたり、すり減っていたりすると、それだけで印象を悪くする可能性があります。靴を常に磨いて清潔に保つことが大切です。

さらに、訪問先で靴を脱ぐ場面では、靴の向きや揃え方などのマナーもチェックされます。靴の手入れを怠らず、必要に応じて新しい靴を購入することを検討しましょう。

7. スキンケアで健康的な印象を与える

健康的な肌はお客様にエネルギッシュで信頼できる印象を与えます。スキンケアを普段から意識し、保湿クリームなどで肌を整えることをおすすめします。

商談前に顔色を整えるだけでも効果がありますが、日常的にスキンケアを行うことで、より自然な健康的な印象を与えられるようになります。スキンケアをまだ取り入れていない方は、基本的なケアから始めてみましょう。

まとめ

見た目を整えることは営業で成功するための第一歩です。今回ご紹介したポイントを実践することで、第一印象が改善され、お客様からの信頼を得やすくなります。

  • お客様目線で見た目を考える
  • 色の選び方で印象を操作する
  • カバンや時計などの小物を整える
  • 靴の清潔感を保つ
  • スキンケアで健康的な印象を与える

これらの工夫を少しずつ取り入れて、ぜひ成果を上げてください。まずは手元にあるアイテムの見直しから始めてみてはいかがでしょうか?