ChatGPT活用が下手な人の特徴

ChatGPTやGeminiを使っていて、こう思ったことはありませんか?

「これでは使えない...」

  • 文脈のズレ、弱い主張、伝えたいことと違う…
  • 文章や画像、動画、イメージしたものと違う…

生成AIがどんどん進歩しているとわかっているけど、やっぱり「あなた基準」には程遠いですよね。結局、手直しや仕上げに時間をかけてしまう。

こんな経験はありませんか?私はありましたよ、何度も。

私は9つの自社事業ブランドを運営しながら、過去20年以上にわたり200社を超えるクライアントとご縁をいただき、BtoBビジネスの売れる仕組みづくりをお手伝いしてきました。

雑誌広告代理店のフルコミ営業から始めて、テレアポ研修トレーナーとして独立起業し、25歳くらいからはセールスライター、ダイレクトマーケター、教育事業プロデューサーとしてキャリアを積み重ねてきました。

もともとがセールスライターやマーケターですので、ご多分に漏れず、私も自分基準が強い職人タイプ。ChatGPTや便利なAIツールのアウトプットに、手放しで喜べたことなど一度もありません。

あなたも小さな会社の社長なら、自分の専門領域ほど、自分自身に知識経験が豊富にあるほど、どうしても粗が目についてしまいますよね。

「誰か他者に任せた仕事が、結局自分に返ってくる」
「自分でやった方が早い、自分でやらなきゃ納得できない」
「いやだから、そうじゃなくて・・・」

でもこれは、私たちが真のビジネスオーナーになるために、事業をもっとスケールさせていきたいなら、実はクリアしなきゃいけない重要な課題だと思いませんか?

なぜなら、ビジネスが「あなた依存」から脱却しない限り、結局あなたが全部自分でやっている限り、そのビジネスに成長性や持続性、未来はないですよね?

パートナーやアライアンス先に業務をアウトソーシングする時でも、社員チームメンバーに仕事やアウトプットを委任する時も同じ。ChatGPTや生成AIの活用でも同じなんです。

そう考えると、ChatGPTに仕事をさせるのは、良い訓練になりますよ。

業務指示の出し方、フィードバックの仕方、テンプレ化、マニュアル化、ルーティン化など、相手が生身の人間であれ生成AIであれ、本質は変わらないですよね。

仕事内容によっては、70点合格でも良しとする。私も日々その感覚を身につける練習をしています。

過去には何時間、何十時間とかかっていた仕事や作業が、10分の1やそれ以下で完結できるようになったのは、ChatGPTやGemini、便利なAI実装ツールの技術進歩のおかげ。

しかも、今後3-5年以内に急速に広がる「自律型AIエージェント」は、もはや人間の補助ではなく、人間を不要にする労働力になります。あなたのプロンプトや指示がなくても、私たちが寝ている間も、AIエージェントは24時間365日休まず、文句も言わず、稼働・学習・成長・改善・最適化をやり続けてくれるのです。

たとえば、ビル・ゲイツ氏は「これからの10年で、AIエージェントを使いこなせるかどうかが“手に職”に次ぐ新たな価値になる」と語っています。マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは「生産性を10倍へ引き上げるAIエージェント群を導入できた組織だけが、これからのグローバル競争を勝ち抜く」と断言しました。

事業をスケールする時、新たに人間を雇うか、AIエージェントを雇うか。

従来の採用難や評価制度、離退職、1on1面談、健康経営、メンタルケア、働き方改革。こういった問題は、もはや問題ではなくなります。

年商1億や10億サイズのスモールビジネスをつくるのに、「人手不足」「資金不足」は、もはやボトルネックでは無くなるんです。

そんな生成AIやAIエージェントを自由に使い放題の、チャンスだらけのものスゴい時代がきているというのに、「やっぱりAIには仕事を任せられない」「AIより自分の方が仕事ができる」「自分でやった方が早い」まだこんなことを考えているなんて、完全に私たちのエゴですよね。時代遅れになってしまいます。

ChatGPTやAIエージェントは、もうあなたの補助役ではない。月数千円や数万円で雇える「超優秀なプロチーム」だと思って、彼らの能力を生かせる自分を目指しましょう。