業務外注化・クラウドワーカー活用のポイントは?社員数・働く時間に依存せずに売れる仕組みをまわす秘訣

私たちジーニアスラボは、社員+フリーランスメンバーあわせてもたった25名。本当に小さな会社です。

それなのに、常時20社前後のクライアントの売れる仕組みづくりをご支援したり、10前後の自社ブランドを運営したりしています。

なぜ、小さな所帯にも関わらず、多くのプロジェクトを動かすことができるのでしょうか。

ビジネスモデルや売れる仕組みづくりにおける秘訣の1つは、アウトソーシングです。

つまり、売れる仕組みの設計・構築・運用にまつわる各業務やルーティンワークを、クラウドワーカーへ外注しているからです。

私も昔は「うちは専門知識や技術を要する仕事だから、外注化は無理だ」と思い込んでいましたが、今振り返ってみると完全に思い違いだったと言えます。

結論、どんな専門業務でも外注化は可能です。

今日は、私たちが業務の外注化する時に重要だと考えているポイントを3つシェアします。

ポイント1:業務プロセスマップ

1つ目は、タスクを最小単位まで細かく分解して、業務プロセスを見える化することです。

売れる仕組みの構築や運用は、毎日や毎週、毎月など定期的に取り組むルーティンワークになることが普通です。

1つ1つの業務の作業工程を細かく分解し、ベルトコンベアのように誰が何をどのような順番で行うのか。どこで誰と誰が、何と何が機能的に連結連携するのか。

業務プロセスをフローチャートのように図解で整理すれば、チームメンバー全員、クラウドワーカーたちが業務の全体像と自分の仕事が果たすべき役目を見失うことはありません。

ポイント2:業務マニュアル化

2つ目は、売れる仕組みづくりを業務ごとにマニュアル化することです。動画や写真画像、文書、チェックリストなどで各業務をマニュアル化しましょう。

また、定期的にブラッシュアップして、誰が担当しても迷うことのないようにマニュアルを整理していきましょう。

前提知識やスキル、実績のあるクラウドワーカーでも、個別案件ごとの背景事情、微妙なニュアンス、抽象的なイメージなどは、漏れなく、曖昧さを排除して、きちんと言語化して伝達しなければ、相手はわからないものです。

マニュアル化や要件定義に曖昧さや解釈の自由度を残した分だけ、クラウドワーカーからのアウトプットは「いや、欲しいのはそういうものじゃなくて...」と齟齬が生まれるものです。

小学5年生や中学生でもわかるくらい丁寧な情報整理を心がけましょう。

ポイント3:システムの複製・横展開

3つ目は、売れる仕組みの運営モデルをそのまま複製して新規事業を創造することです。

タスク分解して業務プロセスマップをまとめ、個別業務をマニュアル化することによって、クラウドワーカーを見つけやすくなります。また、クラウドワーカーや業務の進捗管理もしやすいでしょう。

そして、ビジネスモデルや売れる仕組みが軌道に乗ってきて、事業やブランドがスケールして儲かってくると、おそらくあなたは次の新規事業立案や多角化を検討するのではないでしょうか。

その際に、ポイントがあります。

まったく新しいモデルをゼロから考案して、業務プロセスやマニュアル化をしよう、チーム編成しよう、クラウドワーカー手配をしようと拡張するのではありません。

すでに既存事業で成功した売れる仕組みの運営モデル、業務プロセスマップ、磨き上げたマニュアルをそのまま横展開することを考えてください。

売れる仕組みを支える強いチームづくり

PROFIT ENGINEが毎月発行している『月刊売れる仕組み戦略レポート』は、まさに私たちジーニアスラボの売れる仕組み設計・構築・運用の実務マニュアルそのものです。

『月刊売れる仕組み戦略レポート』をご購読されている方には、「メンバーサイトからPDF版もダウンロードして、社内メンバーとも積極的に共有してOKです」と言っているのは、そういうわけです。

社長や事業リーダーが、売れる仕組みづくりについて知識やスキル、経験を深めることはもちろん、ビジネスをチームで伸ばしていくためには、あなたがチームメンバーやクラウドワーカーたちに、何をどうして欲しいのかを伝達しなければなりません。

『月刊売れる仕組み戦略レポート』はただのレポートではないのです。

前提知識や背景理解、業務の前後プロセス、そもそもの大目的も含めて、あなたと同じ共通理解、共通言語を持つことによって、強い売れる仕組みチームが編成するための秘伝書なんですよ。

もっともっと活用して、あなたのビジネスや仕組み、チームを強くしていきましょう。