【ワンシング】私の人生とビジネスを変えた3つの成長ドライバー
個人もビジネスも短期間で一気に成長することがありますよね?その成功の秘訣は何だと思いますか?
今日は、私の人生とビジネスを変えた3つの成長ドライバーについてシェアします。
私は昨日、テキサス州オースティンの一室で会社を立ち上げ、一代で全米最大の不動産会社に育てたケラー・ウィリアムズの著書『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』を読み返しました。
今から21年前、大学3年だった私は、学費と生活費でギリギリの金欠学生でした。
高田馬場駅前にあった和民で夕方5時から深夜、時には朝5時までバイトしていました。ちょっと時給の良い塾講師になって英語や数学を教えたこともありました。
その一方で、親から車やマンションを買ってもらったとお金に何も苦労することなく、女の子たちに囲まれて、何不自由ない楽しい学生生活を送っている友人たちを羨ましく見ていました。
あるいは、日本銀行や外務省、Google、大学教授、医師などの道に進むような超天才な同僚に囲まれて、自分の生きる道を見失っていました。
そんな私の人生を変えてくれた「ワン・シング」との出会いはいくつかあります。
ワンシング①:フルコミ営業
1つ目は、雑誌広告代理店でのフルコミ営業の仕事です。
大学3年夏にお金を稼ぎたいと思って始め、卒業まで一心不乱にやりました。しかし最初の2ヶ月で約500時間、テレアポや訪問商談に取り組みましたが成果ゼロ。
才能もセンスもない私をあきらめずに指導してくれた当時の社長や先輩たちには感謝しかありません。
理系学生で都市計画や構造力学を専攻していた私には、ビジネスも営業も広告も何もわからず。
ただ当時はあまり意識していませんでしたが、セールスやマーケティング、集客販売を経験できたことは、ファースト・キャリアとして価値ある「ワン・シング」だったと確信しています。
あらゆるビジネスの基礎であり生命線ですからね。
ワンシング②:郵送DM
2つ目は、郵送DMです。
雑誌広告代理店で朝から晩までテレアポした経験は、私をよく鍛えてくれました。
しかし、いかに少ない時間でより多くの成果を生むかという観点では、テレアポはベストな選択ではないと私は考えました。
BtoBセールスのポイントは、結局のところ社長や決裁者と1対1で商談する機会をどうやってつくりだすか。
そして、押しかけやご挨拶アポではなく、相手から求められての商談機会をいかにつくり出すか。
社長や決裁者から反響商談をいかに最少の労働力で引き寄せるかが「ワン・シング」だと私は考えたんです。
それが、Profit Engineの『月刊売れる仕組み戦略レポート』『売れる仕組み戦略会議』でも何度もシェアしてきた私信風DMやニュースレターDMなど、各種の郵送ダイレクトメールを使いこなすに至ったわけです。
これは、うちの会社が過去21年間、一度も新規開拓や資金繰りに困ったことがない秘訣でもあります。
ワンシング③:仕組み化
そして3つ目は、仕組み化でした。雑誌広告代理店の頃からすでに、一人のセールスパーソンやマーケターとしてだけでなく、学生フルコミバイトを最大30名程度まとめる役割を任せられるようになりました。
それは私が特別だったのではなく、たまたま最初に採用されたフルコミ営業1期生であり、唯一辞めずに残っていたことが理由です。
またごく一部ですが、新規事業立ち上げにも携わりました。
事業立ち上げやチーム運営を経験したことにより、いかにビジネスをシンプルな仕組みとして組み立てるか、チームメンバーが迷わずに成長しやすく、一人あたりの成果を最大化できるだろうかと追求しました。
雑誌広告代理店のビジネスモデルそのものを変革するような提案をして、当時の社長に怒られたりもしましたけどね。
ビジネスを仕組みと考え、いかにスケールしやすくモデルチェンジするかという発想も、当時の現場で磨き始めました。
あなたの「ワンシング」は?
あなたもこれまでに様々なことを学び、実践されてきたことでしょう。その中には、成功も失敗もたくさんあったことでしょう。
過去を振り返って、あなたの「ワン・シング」は何でしょうか?それを知らず知らずのうちに忘れたり、抜け落ちたりしていませんか?
あなたがすでに手に入れた「ワン・シング」を取り戻してみてはいかがでしょうか。
また、あなたが個人やビジネスとして、さらなる成長や成功を実現していくための「ワン・シング」は何でしょうか?
新たな「ワン・シング」を見つけるために、あなたはどんなアクションを試していますか?
Profit Engineの月刊売れる仕組み戦略レポートや売れる仕組み戦略会議、実践1on1コーチングなど、私たちのサポートが引き続きお役に立てれば幸いです。