米国の連続起業家は「これ」しかやらない。社員数・働く時間を増やしてでっかい会社を作るか、社員2名で年商数億円サイズの高収益安定ビジネスを作るか。

売上や利益は増やしていきたい、会社も成長させたい。でも、社員を増やすことには不安や抵抗がある。そんな社長さんは結構多いんじゃないでしょうか。

今日は、社員2名で年商1億〜5億円サイズのビジネスを作るポイントをシェアしたいと思います。

社員依存の複雑なビジネスはやめよう

まず前提として押さえておきたいんですが、社員を雇っちゃダメ・増やしちゃダメだという意味じゃないんです。

すでに会社経営をされていて、社員を何人、何十人、何百人も雇っている方も、PROFIT ENGINEメルマガ読者さんには多いと思います。

ただ、人材確保がますます難しくなる環境下において、できるだけ社員数・働く時間を最小化、利益を最大化するようなビジネスモデルの組み立て方、ビジネスの伸ばし方は知っておくだけの価値があるでしょう。

私たちの方針では、事業部やブランドにつき、片手でおさまる程度の少人数で、年商1億円、5億円、10億円と成長できるモデルかどうかは、意思決定基準の1つ。

なぜ事業部やブランドごとに大勢の社員を抱えたくないのか。理由は簡単です。

人数が増えるほど、組織っぽいことをやらないといけなくなるんですよね。単純に経営が複雑で難しくなるんです。

社内手続きや書類作成も増えるでしょう。無駄な会議も増えるかもしれません。人が増える分だけ人間関係のフォローやトラブルも増えますよね。

「それが、会社経営ってもんだろ」と言われれば、うーん、まぁ確かにそういう面もあるかもしれません。

でも、私たちは社員数や働く時間、人海戦術ありきでしか成長できない性質のビジネスや商品サービス、売れる仕組みには、最初から手を出さないという方針でいます。

米国の連続起業家が教える「3つの条件」

米国のスタートアップやスモールビジネスのカンファレンスでは、ある有名な連続起業家は、3つの条件を満たすビジネスしかやらないと言っていました。

  • 収益性が高い
  • スケールしやすい
  • シンプルである

「収益性が高い」とは、薄利多売のような商品サービスはそもそも扱わない、金額や商品粗利率の高い、あるいは継続課金型のものだけを扱うという意味です。

「スケールしやすい」とは、社員スタッフを増やさず、店舗や拠点を増やすこともなく、顧客数を10倍、100倍にできるような仕組みや運営体制にするという意味です。

「シンプルである」とは、商品サービス数やマーケティング施策数が片手で収まる程度に、絞り込むという意味です。扱うもの、やることを意図して増やさないという意味です。

私たちのビジネスモデル

たとえば、私たちのすべての事業部やブランドは、フリーランスメンバー2〜3名で運営するのが基本です。それ以上に人が増えることはありません。

顧客への価値提供、セールスやマーケティング活動のコア業務以外は、極力アウトソーシングするか、システムやツールを使って自動化しています。

新規集客は、Facebook広告やInstagram広告、YouTube広告などweb広告に加えて、事業部によっては郵送DMがあるだけです。

顧客との関係構築については、基本はサブスク商品を通じて行います。他には毎日メルマガをお届けしているくらいです。

PROFIT ENGINEを除き、原則自分たちでゼロから商品サービスをつくることはしません。すでに商品サービスやコンテンツを持っている人物や会社、ブランド、OEMメーカーと一緒に企画・コラボします。

定期購入型、サブスク型の定番商品・サービスが9割です。各事業部ごとでも扱う商品点数は、それぞれ3個程度。それ以上に増やすことはしません。

社員数を最小化、利益を最大化

どうすれば社員数を増やさず、顧客数が10倍や100倍になっても価値提供や運営ができる仕組みを構築できるか。そんな発想でビジネスを組み立てています。

サブスク商品が9割なので、頑張って売らなくても、毎月や毎年の売上はあがります。先々まで数字が読めるんです。社長・事業主としては、めちゃくちゃ安心ではありませんか?

私は全事業部の数字やお金まわりを定期チェックしますが、仕組みがシンプルなので運営管理はほとんど工数がかかりません。

社員数や関わる人数が少なく、フリーランスで活躍してくれる知識スキルあるメンバーばかりなので、ほとんどストレスもありません。

キャッシュフローを見ながら、広告宣伝費や販売促進費のアクセルの踏み具合を調整して、売上・利益をコントロールすればいいだけです。

まとめ

複雑なビジネスや社員数を抱えての大きな会社づくりも良いと思います。私も20代の頃は、憧れたこともありました。

でも、私自身の生き方や価値観、バランスを考えたとき、2−3人くらいのチームで、年商数億円サイズの高収益安定ビジネスを、シンプルな仕組みで実現していく方が合っている。

そして、それは私だけでなく、多くの社長や社員スタッフの皆さん、これから起業したい人にとって、実はハッピーなことではないかという気がしています。

すでに社員さんをたくさん抱えての会社経営をされている方でも、経営やマネジメントをシンプルに簡単にするために、各事業部やチーム編成を小さく、売れる仕組みで稼げるようにモデルチェンジすることはできるはずです。

ぜひヒントにしてみてください。

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