大谷翔平選手の10年!人は1年でできることを過大評価しすぎる。そして10年でできることを過小評価しすぎる。

大谷翔平選手のドジャース移籍が決まりましたね。スポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)で契約。

97%が後払いで契約期間中の年俸は各シーズンわずか200万ドル(約2億9000万円)であることも球界を騒然とさせています。

背番号17が入った大谷翔平選手のドジャースの新ユニフォームは、販売開始から48時間で過去最高の売り上げを記録。

スポーツアパレル企業によると、48時間以内の売上はサッカーのリオネル・メッシ選手やクリスティアーノ・ロナウド選手らを抜く史上最高とのこと。

日本ハムに入団して「二刀流なんか無理だ」「いや、二刀流やってみればいいじゃないか」と話題にしていたのが、いまから10年前のこと。あっという間ですね。

日本ハム時代の成績スコアだけを振り返れば、もちろん素晴らしい活躍ではあるものの、他の球界レジェンドたちを唸らせるほどの記録とは言えません。

米国へ渡ってからも、最初の2-3年は怪我などもあり順調とは言えませんでした。

「周りからは失敗に見えることでも、僕からしたら前へ進むための段階という場合があります。決して、後ろに下がっているわけではない。」

大谷翔平選手は、きっと別の基準、別の視点、別の軸で自分の登る山を捉えていたんですね。

「人は1年でできることを過大評価しすぎる。そして10年でできることを過小評価しすぎる」

これは世界NO.1コーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズの言葉です。

私はとてもせっかちな人間なので、1年どころか、1ヶ月2ヶ月で成長実感がないと、「こんなスピードでは遅すぎる」「数字が伸びてないぞ」とギアチェンジしたくなります。

でも1年経って振り返ってみると、紆余曲折や上下動はあるものの、「昨年よりは成長したな」と感じられるものです。

昨日や先週、先月、昨年よりも良くなるために、今日何を考え、何を行動するのか。

あなたが登りたい山もきっと高いはず。今日1日の思考や行動の蓄積は、仮にすぐに実感は得られなくとも、仮に良い結果でも悪い結果でも、決して無駄にはならない。

今日1日の積み重ねが、きっとたどり着くべき場所へと導いてくれる。そう信じて、今日もがんばっていきましょう。