GMOインターネットグループが「日本で一番の給与水準にする」と宣言。新卒年収710万円プログラムを実施。

バブル崩壊後、30年間日本人の給与はほぼ横ばい。諸外国と比べても賃金は低く、海外への人材流出も懸念されています。

そこでGMOグループ代表の熊谷正寿氏は、「日本で一番の給与水準にする」と突然宣言。

リモートワーク普及をきっかけに、業務内容やプロセスが見える化され、無駄な仕事を洗い出し、RPA(ソフトウェアロボット)の活用で効率化が進みました。

生産性向上によってできた原資をどこに投資すべきか。そんな議論の中での宣言だったそうです。

日本企業で一番高い会社が700万円だったので、10万円上回る額を掲げたとのこと。

新卒社員の給与を約2倍にしたことで、既存社員との逆転現象が起きます。

日本企業だと公平感・横並びみたいな感覚が強いので、いきなり自分の倍も給与をもらえる新卒社員が入って来るなんて、ものすごい反対がありそうですよね。

しかし、採用人数を例年の5分の1に減らす代わりに、「誰が見ても優秀だ」「こいつなら倍の初任給でも納得だ」と言わざるを得ないような人だけを厳選することによって、うまく対処できているそうです。

私たちジーニアスラボは、約7,400人規模のGMOとは違い、社員メンバー25名程度の小さなマーケティング会社です。

しかし、労働集約ではなく売れる仕組みで稼ぐビジネスモデルや集客販売の方法に特化し、労働時間数に対する提供価値の最大化・利益の最大化を追求することによって、最高年収2,900万円を払うことができています。年収1,000万円超えメンバーもごろごろいます。

PROFIT ENGINEのメインコンセプトは、「社員数・働く時間に依存しない長期安定成長ビジネスをつくる売れる仕組み戦略と技術」です。

日本の中小企業やスモールビジネスでも、少数精鋭メンバーで事業を2倍3倍5倍とスケールしやすいようにモデルチェンジできると私は確信しています。

派遣やアルバイトを雇うことで人件費を抑えようとするのではなく、いかに労働時間数の総和を減らしながら、少数精鋭でも伸びるビジネスを組み立てるか。いかに働くメンバーに高額報酬を払えるように組み立てるか。

PROFIT ENGINEでは、その具体的な考え方・やり方を伝えています。そして、あなたの会社の事業繁栄だけでなく、安い国ニッポンからの脱却にも貢献することを追求しています。

GMOグループ取締役、西川裕之氏によれば、日本企業の低賃金には2パターンがあると言います。

大企業は上げようと思えば上げられる余力があるものの、一度上げると下げにくいこと、横並び意識が強いことから、経営者が給与UPを目標にしません。

また、中小企業はそもそも収益力が低くて給与を上げられる原資がなく、最初からあきらめていると。

手前味噌ですが、私たちジーニアスラボも小さな会社ですが、大手・中小企業の大多数と比べても、かなり高賃金化を実現できています。

あなたのビジネスでも「うちには無理だ」「うちには関係ない」とスルーするのではなく、「どうすれば実現できるだろうか」と考えてみてください。

事業規模、従業員規模に関わらず、一緒に働く仲間やメンバーたちが、経済的・時間的・精神的に豊かで幸せな人生をおくる手助けが、どうすれば実現できるでしょうか。