本当の評価者は誰?やると決めた仕事を終わらせて市場に出さない限り、ずーっと0点。たとえ自信がなくても、自分ではクオリティがまだまだと思っても、せいぜい50点60点だとしても、そんなことは問題じゃない。

いま、ちょうど新刊本『BtoBビジネスの10倍売る文章術』を執筆しています。

原稿締切がまもなくですが、進捗が遅れ気味で「先生、原稿はまだですか?」という空気を感じはじめました。ということで、今日は日曜ですが、自宅オフィスで自分のケツを叩いて、最終の追い込みをかけています。

『事業復活メソッド』の時も大変だった...

事業復活メソッドの時は、ぱる出版の編集担当、瀧口さんからのメール頻度がすごかったです。2021年4月28日刊行でしたが、原稿提出が1月4日期限だったんです。

本当は年内に仕上げたかったのですが、クライアントのXmasや年末年始キャンペーンの仕込みがドンっと立て込んでいて、本の原稿を書いている時間がなかったんですよね。

…いや、ただの言い訳ですね。段取りが悪かっただけでしょう。結局、12月30日から1月2日の4日間で、7万8000字を書き上げましたよ。

事前に企画アウトラインは決まっていましたが、原稿本文のほとんどは4日間で書き上げたものです。毎日朝から晩まで、頭がふらふら。あの数日の記憶はあまり思い出せません。

でも、おかげ様で『事業復活メソッド』は、2400名以上の社長や事業責任者、マーケ担当の皆さんに書店やAmazonで手にとっていただきました。

戦略顧問やコンサル、マーケ実務代行などのご支援も、1年半待ちになるほど多数の反響をいただきました。今でも1年以上待ちの状態が続いています。

渋谷にある店舗集客支援ツールを開発販売されている会社の社長からは「社員全員に読ませた!倍のフィーを払うからアドバイスが欲しい」の声。

戦略実務の社内推薦図書に加えられた東証プライムやグロース上場企業も。

私がたった4日で書いた本が、予想以上に多くの皆さまに評価されたり、新たなご縁をいただいたことに、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

ずーっと0点は、嫌ですよね?

何事も、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。

しかし、私たちがいつも忘れてはいけないことは、やると決めた仕事を終わらせて市場に出さない限り、ずーっと0点だということ。

たとえ自信がなくても、自分ではクオリティがまだまだと思っても、せいぜい50点60点だとしても、そんなことは関係ありません。

あらかじめ決めた仕事を期限までにやりきり、臆せず市場へリリースしましょう。テストマーケティングで売りましょう。既存顧客へ提案しましょう。

私の『事業復活メソッド』も、ぱる出版の瀧口さんに原稿を出した時、「これは良い!」と絶賛されました。想像以上の好評や反響もいただきました。

でも今ですら、私にとって『事業復活メソッド』は100点満点とは思えません。正直、50点60点くらいでしょうか。

でも、評価を下すのは私たち自身ではありません。市場であり、顧客ですよね?

たとえ、自分にとっては50点60点でも、通勤電車の中で赤ペンと蛍光マーカーを手に、本にメモして、付箋を付け、頷きながら戦略アイデアを受け取ってくださっている方の姿を見た瞬間、出版して良かったと心から思えました。

躊躇しない、臆せずGO!

あなたも、ビジネスを成長させるために、より顧客へ貢献するために、やると決めた仕事・出すと決めた商品サービス・実行すると決めた営業やマーケ施策。やると決めた仕事をやると決めた期限までに徹底してやりきりましょう。

そして、やりきったら、たとえ自己評価が50点60点でも、世に出していきましょう。躊躇している場合ではありません。

躊躇して止まっていたら、それはずーっと0点です。そりゃそうですよね、誰の役にも立っていないんですから。でも、世に出せば、30点や50点、70点の結果を生む可能性がある。

やると決めた仕事を、やると決めた期限までにやりきる。そして、さっさと世に放つ。それは、自分のためじゃありません。喜んでくださるかもしれない市場や顧客のためです。

がんがん行きましょう。

ということで、今日は日曜ですが、私も新刊本『BtoBビジネスの10倍売る文章術』を期限までに書き上げます!