『顧客と会って対話する』セールスやマーケティング、売れる仕組みづくりに苦戦している時は原点回帰で突破口を探そう。

私たちが売れる仕組みづくりをご支援しているクライアントが好調です。

今日は、指圧マッサージやエステをするセラピストを全国の温浴施設へ派遣する業界最大手のクライアントについて。

きっかけは、月刊売れる仕組み戦略レポート2022年9月号でも解説した私信風DMにお返事いただいたことから。

大手の会社から反響・ご依頼をいただき、改めて私信風DMの変わらない威力を実感した次第です。

しかも、1回の商談で「ぜひやりましょう!」と受注になりました。

求人媒体掲載やIndeedなどを活用してセラピスト募集をかけていたのですが、頭打ちに悩んでいました。

どうにか、他社や他店舗で働いているセラピスト経験者を、転籍してもらえるようにアプローチできないかと模索していました。

そこで、私たちからWeb広告集客から始まるセラピスト獲得の仕組みをご提案すると、社長も採用責任者も「そういうのを、ちょうどまさにやりたいと思っていたんですよ!」と。

◾️売れる仕組みづくりは”総合格闘技”

取り組み開始からちょうど3ヶ月が経過。

Instagram広告からセラピスト候補者に無料登録してもらい、EメールとLINE、インタビュー動画&記事を配信しながら関係構築、オンライン説明会への誘導をかける仕組みを動かしています。

業界職種に知見はなかったのですが、働いているセラピストの皆さんへのインタビューをするうちに、霧が晴れてきた感覚です。

彼ら彼女らが何を求めているか、何を大切にしているか、どんな価値観で仕事しているのか、頭の中、心の内が見えてきます。

それをInstagram広告のクリエイティブに生かして、広告パフォーマンスが伸びてきているので、良いサイクルがまわり始めている実感があります。

私がよく社内メンバーやクライアントに話すことですが、セールスやマーケティング、売れる仕組みづくりは、総合格闘技のようなものです。

数字やシステム、プロセスの組み立ての要素もあれば、人間の心理や感情を動かすメッセージづくりの要素もあります。両輪がそろって初めてうまくいくものです。

新規の売れる仕組みづくりは、当然サクッとうまくいくことばかりではありません。苦戦して時間がかかることもあり得ます。

それは、誰がどんなビジネスの仕組みをつくるとしても同じことです。

◾️”顧客と会って対話する”こと

もしあなたも「なかなか要領がつかめないな、うまくいかないか、しっくりこないな...」と感じた時は、原点に回帰すると良いでしょう。

うまくいかない原因がわかったり、突破口が見えたりするものです。

その原点回帰とは、”顧客と会って対話する”ことです。

私たちがクライアントの売れる仕組みづくりをご支援する時に、ほぼ例外なく必ずやることは、クライアントの向こう側にいる見込客や顧客への直接ヒアリングです。

セラピストを集めたいなら、まずセラピストのことを知らなければ話になりませんよね。だから、インタビューの機会を意図してつくるわけです。

意外とクライアントも自分の見込客・顧客あるいは求職者のことを知らないケースも多いものです。

”顧客と会って対話する”を、毎月人数を決めてルーティン化するのもオススメです。

ぜひやってみてください。迷いがなくなりますよ。