名著『生き方』は私のバイブル本!稲盛和夫さんは死すとも、稲盛和夫さんの教えは死なず。

京セラ創業者で名誉会長の稲盛和夫さんが亡くなりました。

私たちがお手伝いしてきた現在・過去のクライアントを思い出してみると、盛和塾で経営を学ばれた社長が大勢おられます。

京セラやJAL再建をはじめ、数々のご功績については、私がわざわざ取り上げて紹介するまでもなく、おそらくPROFIT ENGINEメルマガ読者である社長・事業責任者・マーケ担当の皆様ならば、周知の事実でしょう。

私が稲盛さんと出会ったのは、と言っても直接の面識・面会はありませんが、2008年頃だったと記憶しています。

早稲田大学3年次より雑誌広告代理店で完全歩合制営業職を経験し、決して才能やセンス溢れるセールスパーソンではありませんでしたが、何者でもない私が何者かになろうと必死でもがいていた時期でした。

大学卒業後2年弱は、米国ハワイパフィシック大学院へ留学をして、帰国してからも情熱の矛先に迷いながらも、生きていくためにも2年ほど様々な広告媒体の完全歩合制営業をフリーで続けていました。

幸い、なんとか仕事やご縁に恵まれながら、同時に受験教育に関するビジネスを立ち上げようと試行錯誤していました。

ビジネスや仕事、生活という意味で、どん底のような時期がなかったわけではありませんが、路頭に迷うようなことはなかったと思います。

でも、目の前の現実がどうであれ、自分の人生、これからの生き方に指針や軸のようなものがなく、いつも不安で心配でブレがちでした。

目の前のことに集中すべきなのに、どうも手につかなかったりとか、頭がクリアにまわらなかったりとか。

そんな2008年に出会ったのが、稲盛さんの著書『生き方』です。

2008年頃の私は、自己啓発や人生訓のような本を何冊も読んでいましたが、稲盛さんの『生き方』は14年経った今でもバイブル本として残っています。

ビジネスや経営に役立つことはもちろん、人間としての生き方の指針や軸とは、いったい何なのか。

読みやすく易しい言葉で、しかし同時に、遠慮のない厳しい言葉をもって、叱咤激励を飛ばしてくれています。

稲盛さんは死すとも、稲盛さんの教えは死なず。

もう何十回と読み返している稲盛さんの著書『生き方』。これからも何十回と読み返すことでしょう。

あなたももう一度、読み返してみてください。読むたび毎回、新しい気づき・発見がある本です。