徳川家康の戦略:長期的なビジネス成功を実現する秘訣「兎を追う者は鷹を捕らず」「人は城、人は石垣、人は堀」

徳川家康は、1603年より264年間も続いた江戸幕府を創設しました。

身分や権限、経済の掌握方法は、現代のビジネスにもそのままあてはまるとは言えませんが、私たちに教訓や思考を巡らせるきっかけを与えてくれるのは確かです。

最近、Web広告やキャッチコピーのアイデア集めの一環で、偉人の言葉や名言を集めています。

やはり人々の感情にアプローチして、勇気を与え、心を奮い立たせるような言葉やフレーズには、それ相応の理由が隠されているんじゃないかと思うんです。

昨日近くの書店をウロウロと物色していたら、徳川家康の言葉にも出会いました。

今日は、私たち小さな会社の社長や起業家が、長期的なビジネスの生存・繁栄を実現するための徳川家康に学ぶ2つの教えをシェアします。

1つ目は「兎を追う者は鷹を捕らず」

この言葉は、焦点、集中、フォーカスの重要性を教えてくれます。徳川家康は、幾多の戦いを通じて身につけ、教訓として残しました。

目先の小さな利益に惑わされることなく、常に大局を見据える戦略を取りました。

私たちのビジネスにおいても同じかもしれません。「あれもやりたい、これも達成したい」と欲張りになっていないでしょうか。

やりたいことは全部やる、という考え方もあります。でも私たちの人生は自分が思っている以上にあっという間かもしれません。

もしあなたが他をすべて捨てたとしても、ビジネスでたった1つだけ達成したい目標やビジョンがあるなら、それは何でしょうか。

多くの小さな目標に気を取られることなく、一つの大きな目標に集中する。あなたや会社にとって最重要で最優先な目標やアクション1つだけに、まず全集中する。それが成功への鍵かもしれません。

散漫な焦点ではなく、一点集中のアプローチの地道な蓄積が、長期的な成果に繋がっていきます。

2つ目は「人は城、人は石垣、人は堀」

この格言は、組織の強さが人によって決まる、チームワークの価値を示しています。

家康は、人材の重要性を深く理解していました。信頼できる部下や同盟者との関係を大切にし、彼らの力を借りて家康は成功を収めました。

私たちPROFIT ENGINEのメインテーマは「社員数・働く時間に依存しない長期安定成長ビジネスを築く”売れる仕組みづくり”」です。

今後日本でビジネスをやるなら、人材の採用・育成・定着は最難関な課題と言えるでしょう。

ワークライフバランスを追求し、一人ひとりが経済的・時間的・精神的に幸せな人生を実現する道を模索していくことが私たち事業者には求められています。

そのため、ビジネスの規模に関わらず、私たちは人海戦術や長時間労働に依存したビジネスモデルや売れる仕組み、価値提供のあり方を否が応でも見直していかなければならないわけです。

しかし、肝心の売れる仕組みは誰がつくるのでしょうか。少数精鋭のチームが設計・構築・運用を手がけます。結局は、人なんです。

「自分たちにはわからないから、手が回らないから」と外注丸投げや代理店依存、ツール導入ではうまくいかないことは実感されていますよね。

新しい顧客との出会いをつくる、顧客が目指す未来を一緒に目指す、顧客に継続的に貢献するための関係性を繋ぐ。顧客への応え方を、失敗もしながら、なんとか喜んでいただけるようにトライし続ける。

それは誰がやるのか。皆さんがやる、チームがやる以外にないわけです。結局は人なんですよね。

長期的な成功の最大の鍵は、売れる仕組みづくりにある

今後の日本のビジネス環境において、長期的な成功や繁栄を目指す最大の鍵は、売れる仕組みづくりにあると100%確信しています。

売れる仕組みがなければ、属人的な自転車操業から脱却できません。一生懸命がんばっても大して儲からない状態から脱却できません。事業の資産価値評価も低く、高値売却もできません。

それでは、自社にどんな仕組みが合っているのか。まず何から着手すれば結果に繋がりやすいのか。何にフォーカスすべきか。どんなチームを編成すればいいか。自分やメンバーは何を鍛錬すればいいのか。

私たちPROFIT ENGINEが提供するリソースや機会を、今後もぜひヒントにしてください。あなたのビジネスの長期的成功のために。