【必見】これが悪徳Web制作業者の正体だ!ぼったくりホームページ業者を見破る方法/『小さな会社の売れる仕組み』著者 久野⾼司氏 × BtoB売れる仕組みの専門家 村上智彦【GENIUS LAB】
WEB制作の知識がない人をターゲットに、数十万から数百万円という高額な費用を請求する悪質なWEB制作業者が後を絶ちません。あなたのビジネスを守るため、今回は悪徳業者の手口とその見破り方について詳しく解説します。
この記事では、約200業種、3,000社以上を指導してきたマーケティングのプロ、久野先生の知見をもとに、良いWEB制作業者を選ぶポイントや、自社で気を付けるべき点を紹介します。
よくある被害ケース
- 簡単に作れるホームページを高額で販売
無料または低コストで作成可能なテンプレートを使用しただけのホームページに、数十万円から数百万円もの費用を請求するケースがあります。 - メンテナンス費用の不透明さ
毎月5,000円~1万円の管理費を徴収しながら、WordPressのテーマやプラグインを一切更新しないケースがあります。これにより、セキュリティリスクが高まり、最悪の場合、サイトが乗っ取られる可能性もあります。 - SEO対策の誇大広告
「SEOに強い」と謳いながら、検索上位に表示されてもビジネスに直結しないキーワードでの集客しかできない例があります。アクセス数は増えても問い合わせが全く来ない、という問題に直面することも。
なぜ騙されてしまうのか?
- 専門知識への拒絶感
「ホームページ制作は難しい」という先入観が強く、詳しい内容を理解しようとする前に諦めてしまうことが多いです。 - ネームバリューへの安心感
「大手通信会社の子会社だから大丈夫」「地元で有名な企業だから安心」という誤った信頼が、業者選定を曖昧にする原因となります。 - 営業の巧みな話術
営業担当者が「検索上位に上がりやすい」「最新のセキュリティ対策をしています」など、それらしく聞こえる言葉で説得してくると、専門知識がないと判断が難しくなります。
良い業者を選ぶためのポイント
- 実績を確認する
過去に制作したホームページの例を確認し、デザインや構成がビジネスの目的に合っているかを見極めましょう。 - 契約内容の透明性
提供されるサービス内容や料金が明確であるかをチェックしてください。「制作費○万円、管理費○円」など、詳細が記載されていない場合は注意が必要です。 - 設計の考え方を確認する
良い業者は「誰をターゲットにし、どんな課題を解決するのか」というホームページの基本設計を重視します。この点を説明できない業者は避けましょう。 - トータルプロセスの理解
ホームページ制作が全体のマーケティング戦略の中でどのような役割を果たすのかを説明してくれる業者は信頼できます。
騙されないために気を付けるべきこと
- 丸投げは厳禁
ホームページの設計段階(ターゲットや課題の定義、強みの明確化)を業者任せにするのは危険です。自社でしっかりと組み立てたうえで依頼しましょう。 - 目的を明確にする
ホームページの目的を「問い合わせ数を増やしたい」「商品を直接販売したい」など、具体的に設定し、それに合った構成を提案してくれるか確認してください。 - 曖昧な依頼をしない
「いい感じのホームページを作ってほしい」という曖昧な依頼では、期待通りの成果を得るのは難しいです。自社の要望を具体的に伝えましょう。
自社で取り組むべきこと
- 基本的な知識を身につける
ホームページ制作に必要な基本的な知識を学ぶことで、業者選定の際に冷静な判断ができるようになります。 - 初期は自作も検討する
特に小規模事業者の場合、テンプレートやノーコードツールを活用して初期のホームページを自作するのも良い方法です。これにより、最低限のコストでビジネスのスタートを切ることができます。 - 制作後の運用を考える
制作後のメンテナンスや更新作業についても計画を立てておきましょう。業者に全て任せるのではなく、運用の一部を自社で行うとコストを抑えられます。
トラブルを防ぐための心得
- 契約前の確認を徹底する
契約内容を詳細に確認し、不明点や疑問点を業者に質問することを怠らないでください。 - 途中での変更に注意
制作途中での大幅な変更はコストやスケジュールに影響を与えるため、事前に十分な設計を行うことが重要です。
まとめ
悪徳業者に騙されないためには、業者選定の際に十分な情報収集と準備を行い、曖昧な依頼や丸投げを避けることが重要です。また、自社のホームページの目的を明確にし、それに合った構成を提案してくれる業者を選びましょう。
WEB制作は、ビジネスの成長に欠かせない重要な投資です。正しい知識と判断力を身につけ、適切なパートナーを選ぶことで、あなたのビジネスを次のステージへと進めましょう。