【ヒット広告には元ネタがある】自称世界NO.1セールスコピーライター、ゲイリー・ハルバートの教え。歴史上の大ヒットプロモーションやセールスレターから学ぶ価値とは。

ゲイリー・ハルバート(Gary Halbert)という人物をご存じですか?

彼は2007年に亡くなりましたが、アメリカの広告業界で著名なコピーライターおよびダイレクトマーケティングの専門家でした。

彼は、多くの成功した広告キャンペーンやセールスレターを生み出し、ダイレクトレスポンス広告の創作に高い評価を受けていました。

「自称、世界NO.1セールスコピーライター」ってところが笑えますけどね。

◾️歴史や古典から学ぶ価値とは

なぜ今日、私はゲイリー・ハルバートの話をしたのでしょうか。

理由は簡単です。歴史や古典から学ぶ価値を伝えたかったからです。

たとえば、『月刊売れる仕組み戦略レポート』2022年9月号でも解説した「私信風DMのつくり方・送り方」は、私たちの会社に累計8億円以上の利益をもたらしています。

私たちのクライアントの求人広告代理店では先日、ついに私信風DMだけで売上5億円を突破しました。

障害者雇用支援コンサル会社でも、マネジメント研修会社でも、外国籍人材採用支援会社でも、歯科医院経営コンサル会社でも、顧問人材紹介会社でも。

手前味噌ではありますが、私信風DMを活用して業績は爆伸び中です。

まさに先週も、タクシー広告やデジタルサイネージを扱う会社、売上10億円以上の企業専門のブランディング支援会社の2社から、私信風DMをやってみたいとご興味をいただきました。

私たちのクライアントの間では新規開拓営業に最も人気があるプロモーション施策です。

◾️発明も古典の模倣から始まる

でも、私信風DMは決して私たちがゼロから発明したものではありません。

ハルバートの数々のヒットプロモーションやセールスレターの一つ、『The Coat of Arms Sales Letter』を見た時に、「あれ、うちでも応用できるかも...」と閃いたのがきっかけ。

ちなみに、ハルバートのThe Coat of Arms Sales Letterとは、1980年代に家族の紋章や家系図に関する製品を販売するクライアントのために制作した1枚のシンプルなセールスレターです。

1通ごとにパーソナライズを加え、相手の姓に関連する紋章や家系図の情報提供からアテンションを取り、キャンペーンは数百万ドルを売り上げました。

それだけでなく、私たちPROFIT ENGINEが毎月発行している『月刊売れる仕組み戦略レポート』は、ハルバートの『The Gary Halbert Letter』から着想を得ています。

ハルバートは自分の知識や経験、アイデア、成果物を他のマーケターやセールスライターと積極的に共有していました。その方法の一つが『The Gary Halbert Letter』だったんです。

◾️10年後も変わらないものは何か

歴史や古典から学ぶ価値は、本当に計り知れません。

私の場合、アイデアやヒントは、歴史や古典に目を通している時に得られることが多いんです。

人間は新しいもの、ハック的なもの、手っ取り早いテクニック、簡単そうな儲け話に飛びつきがち、振り回されがちではありませんか?

Amazon創業者のジェフ・ベゾスは「10年後も変わらないものは何か」を一つの基準に、経営戦略や投資判断をしていました。

同じように、時代や環境が変化するとしても、歴史上に大ヒットしたプロモーションやセールスレターの古典から学び、エッセンスを現代や自分のビジネスにどう応用できるのか考える。

これは、面倒で遠回りな気がするかもしれませんが、結局は近道ではないかと思います。

私たちの『月刊売れる仕組み戦略レポート』では、歴史や古典から成功のエッセンスを学ぶだけでなく、実際に私たちがどのように応用・実践したかを事例中心にシェアしています。

まさに、ゲイリー・ハルバートが『The Gary Halbert Letter』でやっていたように。

ぜひあなたのビジネスにも役立ててください。