【ファンベース戦略】ビジネスを長期的成功へ導く「ファンベース」とは何か。リスト獲得やフォロワー集めとは何が違うのか。

競争と変化の激しい環境において、企業やブランドが長期に渡り成功を収めるのは、至難の業です。

仮に商品サービスがどんなに素晴らしく、どんなに売れていたとしても、5年後や10年後も同じままで良いわけではありません。

長期的なビジネスの安定や成長を実現するには、まず一番に考えることは、顧客との関係性です。

仮にあなたのビジネスにおいて、現在は顧客が多くても少なくても、顧客との関係性こそがビジネス上の最も価値ある資産です。

◾️顧客との関係性こそ資産!フォロワー集めより大事なこと

しばらく前に個別コンサルセッションで「Web上をクローリングして集めてきた営業アプローチ先リストが数万件ある」とコールドリストを資産だと考える方もいました。

でも、「そこに愛はあるんか?」ですよ笑 そこに関係性の蓄積はあるでしょうか。

メルマガリスト数やLINE登録者数、SNSフォロワー数、YouTubeチャンネル登録者数も、もちろん少ないよりも多い方がいいかも知れません。

でも、ただ保有しているだけでは、実は大した意味を成しません。

日頃から何も発信活動やコミュニケーションをとっていないなら、顧客や見込客との関係性は蓄積されていません。あっという間に忘れられてしまいます。

これからは単にリストやフォロワー集めよりも、「ファンベース構築」にもっと意識を寄せていくのが良さそうです。

◾️ビジネスを長期的成功へ導く「ファンベース」を構築しよう

私が昨日読んだ本『ファンベース』は、素晴らしい一冊でした。

ファンベースとは、熱狂的な支持を示す顧客やフォロワーの集団を指します。

ファンベースは、単に製品やサービスを購入するだけでなく、ブランドや企業に対して忠誠心を持ち、情熱を持ってサポートすることが特徴です。

熱狂的なファンは、口コミやSNSを通じてブランドや企業の評判を広め、新規顧客を獲得する手助けをしてくれます。

ファンベースが強い企業やブランドは、顧客のリピート購入や長期的な支持を得られるため、安定したビジネス成長が期待できます。

◾️製品やサービスが良くても「ファンベース」にはならない

ただ、あなたもすでに感じている通り、ファンベースは何かをやったらパパッと簡単に構築できるような代物ではありません。

単発のキャンペーンや施策を一発ドカーンと成功させたからといって、話題にはなるかも知れませんが、ファンベースができたことにはなりません。

製品やサービスが良ければ、売れれば、ファンベースができるわけでもないんです。

書籍『ファンベース』では、「共感を熱狂に変える」「愛着を無二に変える」「信頼を応援に変える」の3つが提示されています。

うちの会社もできていないことが非常に多く、学びをどのように実践行動に取り入れるかを思案している最中です。

ちょっと長くなってきたので、次回のメルマガで事例を上げながら、ファンベース構築の3つのポイントを続けたいと思います。

今日も楽しくがんばろう!