フランクリン・コヴィー博士著『7つの習慣』の教え!あらゆる業種や規模のビジネスで長期安定成長の土台となるもの

「まだ顧客や見込客が少ないから、宛先となるリストが少ないから」

このように、関係構築の仕組みを始めることを後回しにされる企業がよくあります。あなたのビジネスではいかがですか?

しかし私なら、メルマガ配信先が10件でもあれば、今日から関係構築を始めます。

ビジネスの成功において、顧客や見込客との関係性は、ビジネスの最大の資産です。あらゆる企業が長期的に安定した成長を遂げるための基盤となります。

ほとんどのビジネスに共通する真実は、「収益をもたらすのは顧客クライアント以外にいない」ということです。

いくらAIやロボットが進化したとしても、あなたやあなたの会社にお金を払うという意思決定をするのは人間だからです

「そんなこと、言われなくてもわかっている」と大半の人は思うでしょう。しかし、、、

✔️顧客や見込客との信頼関係を築くための具体的な行動を取っているでしょうか?

✔️売上追求が強すぎて一方的な売り込みばかりになったり、新規顧客の獲得に注力しすぎて既存顧客とのコミュニケーションがおろそかになっていないでしょうか?

✔️一度の商談で受注にならなかったからと言って、「ここは見込みなし」と放ったらかしにしていませんか?

何もしなければ忘れられるだけ

「関係構築の仕組み」は、現場の営業社員や販売スタッフの自助努力に任せるだけではなく、企業全体や事業共通の仕組みとしておくことが必須です。

Webや飛び道具などのツールを組み合わせて、顧客や見込客に忘れられない存在となり、信頼関係を築き、商品やサービスへの期待を持ってもらうための情報提供やコミュニケーションを行う活動です。

信頼関係の構築と維持は、地道な作業です。

すぐに売上が伸びたり、反響が増えたりするわけではありませんが、長期的に見れば、一度築いた信頼関係は、ビジネスの安定成長の土台となります。

Profit Engineでは、2年前に本を購入した顧客が、何の音沙汰もなかったのに突然『月刊売れる仕組み戦略レポート』の購読を始めたり、急に講座やイベントに参加いただいて『売れる仕組み戦略実践1on1コーチング』に契約いただくことがよくあります。

これは、関係構築のための行動を継続していたからこそ、長い時間が経っても忘れられずにいた証拠です。

顧客リストは、リストやデータではありません。生身の人間である顧客や見込客一人ひとりの集合です。目先の売上を追う前に、人間対人間の信頼こそが何よりも大切であることを絶対に軽視しないでください。

そして、信頼の土台は、ただ待っていても自然に築かれるものではありません。

宛先10件でも今から始めよう

たとえ10件しか宛先がなくとも、そこにご縁や繋がりが存在するならば、仮に10件では少ないと言うならば、いったい何件集まったら始めるのでしょうか?

今すぐメルマガ配信やニュースレター送付を開始しない会社は、たいてい50件や100件、200件集まっても、結局は後回し、先延ばしのままですよ。

あなたの会社がまだ何も取り組んでいないなら、せめて週1〜2回のメルマガ配信からでも始めてみてくださいね。

事実、大手上場企業向けにソーシャルリスク・モニタリングを代行するサービスを提供するクライアントでは、週2回のメルマガ配信と週2回のハードセル配信の計4通を毎週配信しています。

最近私も驚かされたのですが、メルマガを受け取っている顧客・見込客先から「情報提供してくれてとても助かる。他の社員たちにも読ませたいのだが、どこから登録できるのか。」と社内共有されるほどです。

最初から上手に完璧にやろうなんて思ってはダメ。とにかく最初の一歩を素早く踏み出して、毎日や毎週、毎月続けるという習慣づくりが大切です。

90日間続けることができれば、売れる仕組みとして習慣化に近づきますよ。