競合ライバルと差別化する3つの方法 - 周りにはすでに成功している会社やプレーヤーがゴロゴロいる中でどうやって生き残るか

「競合ライバルと差別化するには、どうすればいいんだろう…」

もし資金力が豊富な大手競合が参入してきたら、類似商品サービスが増えてきたら、あなたはどうしますか?

周りにはすでに成功している会社やプレーヤーがゴロゴロいる。そんな中であなたはどうやって生き残っていくでしょうか?

同じ土俵で真っ向勝負しますか?それとも...?

競合ライバルと差別化ができないと、商品サービスが売れない、集客できない、結局は価格勝負で利益を削らないと売れない、いやむしろ割引値引きしても大して売れない。

そんなふうに頑張っても頑張っても、ビジネスがうまくいかない負のスパイラルに陥ってしまいそうですよね。

「商品サービスの差別化がわからない」
「新規集客がうまくいかない、売れない」

そんなご相談がとても多いので、今日は私たちがやっている差別化する3つの方法をシェアしたいと思います。

(1)ターゲットを絞り込む

ターゲットをより狭く、特定の対象だけに限定することによって、差別化する方法です。

たとえば、「店舗向け」ではなく、「美容室専門」「ペットのトリミングサロン専門」など、ターゲットを絞り込むことで専門性をつくる方法です。

私たちが運営するブランドの1つ『Dr.Herb(ドクターハーブ)』は、メディカルハーブに関する教育や製品を提供していますが、メンタルヘルスに悩む人たち向けに限定しています。

「ビジネスの成功はニッチに眠る」という言葉もあるように、ターゲットを絞り込むことで、あなたのビジネスの専門性をより明確にアピールすることができるようになります。

(2)商品サービスにエッジを効かせる

商品サービスの特徴・ラインナップを増やしたり、逆に削ぎ落として推しポイントだけに減らすことで、差別化する方法です。

特にオススメは、削ぎ落として減らすことです。顧客に喜ばれたい、貢献したいという想いから、あれもこれもと特徴や機能を追加したくなりませんか?

でも、たいていは逆の方がうまくいきます。減らす、シンプルにする方が喜ばれるものです。

顧客目線では、「too much(多すぎる)」「overwhelming(圧倒される)」ことで、難しい、自分には無理だ、使いこなせない、消化しきれない、となってしまいがちだからです。

また、商品サービスに改良や変更、エッジを効かせるのは、顧客目線から外れた方向へ行ってしまうと、的はずれで売れなくなるだけなので注意が必要です。

(3)人間・パーソナリティを推す

過去・現在・未来を探しても、あなたと同じ人間は世界に二人といません。

あなた自身や社員メンバーが前に出て発信活動をすることで、市場や顧客は、他とは違う存在だとみなしてくれる可能性があります。

仮に、同じターゲット、同じ商品サービスだとしても、です。なぜなら、人は会社や商品サービスに共感したり信頼したりするのではなく、人間を信頼するものだからです。

BtoCでもBtoBでも、本質は変わりません。

世の中には情報や選択肢で溢れすぎています。大多数の会社も人もぜんぶを調べ尽くして、比較して、合理的な判断をしている時間もエネルギーもありません。

だから、”相手が欲しいと思った時に、たまたま目の前にいる・思い出してもらえる”という状態が、非常に重要なんですよね。

あなたのことを思い出してもらえるように、人間・パーソナリティを推していくのは、一番オススメの方法です。