Web広告のクリック率(CTR)が悪い時は"これ"を試して!デジタルマーケティングでアテンションを取る方法
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「Curiosity Headline(好奇心ヘッドライン)」を試していますか?
広告で一番難しいのは、オーディエンスのアテンションを取ることですよね。デジタルマーケティングに企業も個人も予算を寄せている現代では、ちっちゃなデバイスの中で、相手にスクロールの手を止めてもらうことは簡単ではありません。
たとえば、「Meta広告を出してもクリック率(CTR)が2%未満」など、いろんなキャッチコピーや広告画像、時には動画をつくっても、いまいち反応が芳しくない。特にMeta広告の場合は、インプレッション課金(表示された時点で予算消化される)なので、広告予算が無駄になってしまいます。
でも、もっとマズいこともあるんです。反応の悪い広告を出し続けていると、Meta側から「この広告はユーザーに必要とされていないのに、継続して出そうとしている...」「この広告主はユーザーから支持されていない...」のように判定されます。すると、CPM(1000回あたりの広告表示単価)はどんどん高くなってしまいます。
つまり、「ユーザーにウケの悪い広告を出すなら、お金を余分に払ってもらいますよ...」という意味です。
だから、いかにアテンションを取るかは、特にWeb広告を集客経路として勝ちパターンに育てたいなら、もう生命線なんですよ。
私たちが3年以上もご一緒しており、今では地域NO.1の年商40億円を突破したリクルートトップパートナーの求人広告代理店も、以前はそうでした。地域密着のテレアポや飛び込み営業で新規開拓から顧客フォローまでを一貫してやっていました。でもそれだけでは若い社員がついてこない。そこで、コンサルや研修、一部の実務代行を組み合わせる形で、マーケ担当1名を鍛えることから始めました。
もとはマーケ担当不在でしたが、いまでは3名体制で四半期ごとにリード獲得数、ウェビナー集客数、反響商談数、受注数・粗利の記録を2年以上も連続更新し続けています。Google広告とMeta広告をWeb集客の柱として動かしていますが、最初は本当に苦戦しました。特に、Meta広告のクリエイティブ(広告画像や動画)です。
「私たちは求人媒体を売るのが仕事だ」「Indeedへの引き合いを増やさないと」という意識が強かったため、どうしても最初からソリューションを宣伝したくなるんですよね。ユーザーが自ら能動的に検索行動するGoogle広告なら可能性も無くはないのですが、暇つぶしプラットフォームのMeta広告だと商品サービスをストレートに推すものは極めて反応が悪い。Metaからの評価が悪くなる。
なんぼでも資金をかけられる超大手なら別かもしれませんが、中小企業やスモールビジネスで同じ広告を出していたら、まず数字は合いません。それは無料のPDF資料や動画などのリードマグネットでも同じことです。
そこで、ある時期「Curiosity Headline(好奇心ヘッドライン)」を使いこなすことだけに集中してもらいました。
好奇心に訴求する広告見出しとは、注意・興味だけを惹きつけ、先を知りたければ次のページで、と誘導するものです。広告クリックした次のページ(LP:ランディングページ)でソリューションやリードマグネットを宣伝し、広告上では興味付けや前振りにとどめます。
その結果、クリック率(CTR)やCPMは改善され、Metaからの評価を落とすこともありません。別の言い方をするならば、「広告で商品を売るな」ということです。
Curiosity Headlineの中でも、真似しやすく、成果を出しやすい基本を5つシェアしますね。
- 問題や悩み(解決策ではなく)「求人掲載しても応募がない本当の原因は”これ”...」
- 苦労や犠牲なしで〜「美容室がホットペッパーなしで13名を無料採用した”意外な方法”」
- もし〜なら、これをやって「もし採用にお金をかけたくないなら、”この動画”を見て! - 次のページへ」
- 質問「”退職代行”で辞めた社員のその後を知っていますか?」
- 〜する前に、これをやって「”Indeed採用”を始める前に、これだけは知っておいて!」
好奇心ヘッドラインの注意点は、クリックして誘導したページとの一貫性が取れているかどうか。メッセージや流れに一貫性がないと、単に反応は取れるけど、全然CV(コンバージョン:成約)してくれませんからね。
あなたのWeb集客にもヒントになれば嬉しいです。試してみてくださいね。