【暗号資産】なぜ私がビットコインやイーサリアムへの投資を始めたか。事業ポートフォリオや売れる仕組みの打ち手も、短期と中長期の視点を持つことが大事。

以前は仮想通貨と呼ばれていた暗号資産。

有名なビットコインを始め、すでに投資されている方、得体が知れないので避けている方、予測不能な乱高下に損失を出して辞めた方もいるでしょう。

Profit Engineのメインテーマはビジネス戦略や売れる仕組みづくりですので、資産形成や投資は範囲外です。

しかし、私がなぜ暗号資産への投資を始めたのか、その理由を知れば、あなたのビジネスの事業ポートフォリオや売れる仕組みの打ち手を考える上で、参考になるかもしれません。

私は20代前半の頃から、自社で稼いだ利益・キャッシュを、ビジネスを安定・成長させるための広告宣伝や販売促進、チーム育成だけでなく、米国株や不動産、債券などに再投資してきました。

基本的に短期でのキャピタルゲイン狙いというよりも、中長期での資産形成の一貫です。

ただ儲けたい・お金持ちになりたい、というよりも、周囲の同級生たちとは違って会社員にならない道を選んだ以上、自分の人生や生活を自己責任で守らなくては、という動機の方が強かったと思います。

暗号資産も高ボラティリティな相場の上がった・下がったに一気一憂するためではなく、今後5年10年先に資産クラスの1つとして信頼と地位を確立していくだろう、とカテゴリー成長性に期待しています。

ただ、米国株の配当収入、不動産の家賃収入に比べると、短期のキャピタルゲイン狙いの目的が強いです。

資産形成のポートフォリオを、短期と中長期の両軸から考え、構成要素や資金配分を組み立てるのと同様に、事業ポートフォリオや売れる仕組みの打ち手、商品企画についても、短期と中長期の視点を持つことが大事です。

たとえば、、ビジネスAは、短期的なトレンドに乗って利益やキャッシュ、顧客基盤、市場認知を獲得するが、持続性は期待できない。

一方、ビジネスBは、一気爆発力はないものの、中長期的に手堅く、地道に安定収益を積み上げやすい。・・・のようなイメージです。

私はいつでも短期的な派手さよりも、中長期的な手堅さを好むタイプです。

しかし、だからと言って、短期的な成長機会をまったく考えないわけではありません。

私が中長期視点での米国株・不動産とは別に、短期視点での暗号資産を少額から追加し始めたのと同じように、事業単位、打ち手単位、商品単位で、短期と中長期の区別やバランスを明確にしましょう。

日々の経営判断や追いかけるべき数字KPIに無用に振り回されることなく、社長として迷いや混乱が軽減できるはずです。

また、短期一辺倒で中長期が無かったり、中長期ばかりで短期が見落とされていたりすれば、事業ポートフォリオ全体の安定性・成長性のバランスに改善余地があるかもしれません。

新規事業の追加、M&Aで買収・吸収合併してポートフォリオを充実させるのも手です。

ぜひ考えてみてください。