『稼ぐ勇気』誠文堂新光社の編集長と出版企画会議。才能もセンスも武器もない私が、どうやって20年連続、年収2,000万円を稼ぎ続けることができたか。

一昨日の水曜午後は、誠文堂新光社の編集長さんと出版企画の打合せでした。

私はひどい花粉症なので、最近は週末キャンプ以外の外出や訪問は控え目だったんですが、以前からご縁があればと思っていたので、直接お会いできて嬉しかったです。

たとえば『デザインノート』など、誠文堂新光社が刊行している雑誌のうち10冊近く、さらに書籍の責任編集もされています。

誠文堂新光社さんのホームページを見ると、アートやサイエンス、教育分野が強いような印象で、書店の棚を見ていても、ビジネスやマーケティング本は他の出版社と比べて多くありません。

縁遠いかと思いきや、私が送った『稼ぐ勇気』という仮タイトルの企画書にご興味いただいて、お目通りが叶いました。「この人物をどう料理しようか...」という感じで、自分では思いつかないような観点の質問が多く、おもしろかったです。

その企画書は、ひとり社長やフリーランスとして目標収入が稼げていない人、起業・副業を始めたいが一歩踏み出せない人向けに、ごく地味で平凡な私が実践して結果を出し続けてきた方法を解説するという内容です。

中高一貫男子校で6年間、優等生や秀才ばかりの学生寮で4年間の学生時代。私は劣等感の塊でした。

コミュ障でまともに会話もできず、「村上はバカだから」と見下され笑われ、同級生からも相手にされずに引きこもり、生きる意味を失った人間でした。親からは勘当状態で居場所も知らせず音信不通。

コンビニで弁当、おにぎり1個すら買うにも躊躇するほどお金に余裕もありませんでした。

確か大学2年の時には英会話学校の悪徳商法にひっかかって、100万円近い借金というか、ローンを抱えたこともありました。

本当に無知でバカで、なんの才能もセンスも武器もないような人間でしたが、そんな私が大学3年次に完全歩合制営業の仕事と出会って以来、どうやって40歳の現在まで20年連続、年収2,000万円を稼ぎ続けることができたか。

なぜ知識やスキル、経験、実績ゼロからマーケターになって、東証プライム上場を含む47業種168社の269億円UPをお手伝いできているのか。

その秘密を私の実体験をベースに伝える企画です。

「もっと売上や収入を増やしたい」
「もっと自分の好きな仕事や得意を生かして、自分らしい生き方・稼ぎ方ができたら」
「会社やクライアントの言いなりではなく、自分で自分の人生をコントロールしたい」

そんな人に向けての出版企画を想定しています。

見てわかる通り、私は特別な人間ではないですし、ものすごく才能やセンス、影響力、知名度、派手さがあるような人間でもありません。

今も昔もものすごく地味で平凡な奴です。体力もないし、人脈やコネもありません。

そんな私でも年収2,000万円や3,000万円くらいなら起業初年度からずっと普通に稼げているんですから、実は全然難しい話じゃないよ、ものすごくシンプルだよ、ということを伝えるのは、一定の意味があるんじゃないかと思っています。

誰しもたった一度の人生。

「こんなやつでも稼げているのなら、オレにだってできるんじゃないか...」

そう思っていただいて、夢や願望を叶えるための勇気と具体的な行動方法やきっかけを届けたいなという想いでお送りした企画書が、幸運にも編集長の目にとまってお返事をいただけたのは嬉しい知らせでした。

実際には、出版される本と最初の企画書がまったく変わることはよくあるんですけどね。30年や40年、出版編集をされてきた編集長のアイデア発想や視点、鋭い質問はとても勉強になりました。

自分のエゴを通そうとするのではなく、出版社やその向こう側の読者が求めているニーズに応えるという基本を外さずに、出版を成功させたいと思います。

また進捗報告しますね。

ちなみに、自分の知識経験を信頼資産に変える方法として、出版は本当におすすめです。

私は今まで3冊を出してきましたが、ぱる出版さんから1冊目の『事業復活メソッド』を出版して以来、ガラリと状況が変わりました。

受けきれないほどのご相談やご依頼をいただいたり、より高単価でもお仕事を受けられるようになったり、コンサルや企業研修、『実践1on1コーチング』のクライアントも7倍以上に増えました。

有名な経営者の方が書評ブログで紹介してくださったのも、本を出版したからです。

さらに、本を読んだ人から「村上さんの会社でどうすれば働けますか?」と勝手に応募がくることもあり、出版実績による社会的信用や信頼の土台があるかないかは、想像以上に大きいと実感しています。

定期購読の会員限定で毎月発行している『月刊売れる仕組み戦略レポート』2023年12月号では、私がどのように出版実績をつくってきたか。

具体的に何をどのようにすれば、出版社の編集長や編集担当の方との接点が持てるのか、どうすれば出版が実現するのかをすべて書きました。

本質は、私が何度も強調して伝えている私信風DMの仕立て方とまったく一緒です。

商業出版って実はそんなに難しいことじゃなくて、ちゃんとポイントと手順さえ抑えれば誰にでもチャンスがあるので、会員の皆さんはぜひ真似して実践してみてください。

想像以上にあなたのビジネスにもたらすインパクトは大きいですよ。