「あたり前の基準」を上げよう!中小企業や新規事業は、ゆっくりのんびりやっている場合じゃない。現実を変える唯一の道は、目の前の実践やアウトプット、行動へのフルコミット。

昨日、地域密着のリクルートトップパートナーである求人広告代理店向けに『BtoBマーケター養成ギプス』第11回を実施しました。

『BtoBマーケター養成ギプス』は、クライアントが自社が売れる仕組みを実際に企画設計・構築・運用しながら、マーケターとして技能を鍛え上げていく超スパルタです。

事業責任者1名、マーケティングやインサイドセールス、デザイン制作チームの主力メンバー5名の皆さんが特訓中です。

私たちジーニアスラボが代行するのではなく、あくまでコーチやトレーナー役に徹します。

この求人広告代理店の場合、コーチは私。

もう本当に遠慮なく妥協なくいきますので、皆さん、目の色が必死ですよ。必死で付いてこないと置いていかれますからね。でも、その必死で食らいついて特訓するくらいがちょうど良い。

事業責任者さんが、一番真剣です。確実にやりきっています。さすがです。次期社長と期待される方はやっぱり違いますね。

■今やるべき行動へのコミット

中小企業や新規事業、売れる仕組みづくりは、ゆっくりのんびりやっている場合じゃないですからね。

でも、たかだか39歳の社長・マーケターの端くれである私が言うのは気が引けますが、大半のクライアントの現状は、遅い、遅すぎる。

1時間で完了できることを、2日や3日、1週間もかかっている場合じゃないんですよ。ある意味、これは危機意識でもあります。

競合他社が本気で動き出したらどうするんですか?大手が参入してきたら、太刀打ちできるんですか?

向き合うべきは、今この瞬間、目の前の行動をやりきること。「また明日、また来週、あぁ疲れた」ではダメです。

業績目標達成へのコミット。社会や顧客貢献へのコミット。そのために今日、今やるべき行動へのコミット。どうすればやりきれるかを考え抜いて、やりきるという積み重ね。

『BtoBマーケター養成ギプス』を通じて、売れる仕組みを一緒に構築するだけでなく、大変僭越ながら、マーケターの「あたり前の基準」を叩き込ませていただいています。

■さっさとプールや海へ出ればいい

『BtoBマーケター養成ギプス』は、毎週1時間のトレーニングを通じて、成果を出すための知識や技術をインプットするだけでなく、約7割の時間は実践やアウトプットに使います。

そして、1つだけ宿題を出し、期限までに完成・提出してもらうサイクルです。

もちろん、最初からとても上手になんてできませんよ。

でも、クライアント一社一社に合ったパターンや型を伝えて、その通りに真似して実行するので、習得や及第点クリアまでが非常に早いです。

日本の英語教育の話、よく言いますよね。「プールのない水泳教室だ」と。

上手に泳げなくてもいい。さっさとプールや海へ出ればいいんです。大丈夫、溺れそうになったらコーチやトレーナーが助けますから。

■現実を変える「唯一の道」

何冊も何十冊も本を読んだり、講座を受けて勉強することも大事です。PROFIT ENGINEのメルマガ読者も勉強熱心な方がとても多いことでしょう。

確かに知識武装、理論武装することは必要です。今後もずっと必要なことです。

しかしそれ以上に、目の前の現実を変えて、ビジネスを伸ばすのは、勉強ではなく、実践やアウトプット、行動ですよね。

自社の売れる仕組みづくりに必要な成功パターンや型を理解して、忠実に倣って実践しながら、現場での試行錯誤をすぐに始める。

実践やアウトプット、行動こそが、現実を変える唯一の道ではないでしょうか。

私自身、「朝7時から7時半までの30分間でメルマガ原稿を書く」というタスクを、いまこの瞬間、期限までの完了にコミットしています。必死です。

いま、17秒前。今朝もやりきった!3分休憩、さぁ次の仕事へ取り掛かろう。