【新卒採用】24年卒の東大生・京大生から人気の企業は?新卒や若手人材獲得には「成長環境の見える化」と「スキル経験獲得までのロードマップ」を売り込もう。

24年卒学生向けの企業の採用活動が、3月1日から解禁されました。

今年の採用活動は、合同説明会イベントや対面形式での選考が復活。マイナビの調べでは、新卒採用予定数を増やす企業が、前年比3割増と活況になる見通しです。

政府は採用選考開始を6月1日以降としていますが、より早期に内定を出したり、初任給を引き上げる企業が増えそうです。

「自社に優秀な人材を受け入れる土台があるか」はさておき、社長・経営者なら誰でも、意欲ある優秀な若手人材に来てほしいと思うはず。

もちろん高学歴だからと言って、社会人として活躍できるかはイコールではありません。

しかし、目に見える実績や経験のない新卒採用では、やはり学歴はわかりやすい採用基準の1つに違いありませんね。

◾️新卒や若手人材が欲しいものは?生き抜くスキルと職歴に書ける実績

就職・転職のプラットフォーム「OpenWork」の調べによると、東大生と京大生共に1位にランクインしたのはアクセンチュア、2位は野村総合研究所という結果です。

東大生のランキングでは、マッキンゼーやBCG、三菱総合研究所などのコンサルやシンクタンクが半数以上を占めており、根強いコンサル人気が顕著です。

京大生のランキングでは、関西電力、サントリー、パナソニックといった関西に本社を置く企業が多く、旭化成やトヨタ自動車などの大手メーカーもランクイン。

注目度が高い企業の共通点として、「20代成長環境」への社員評価が高いこと。

実際に企業の採用サイトを見てみると、「早期から裁量権が与えられる」「20代のうちにリーダー職になる人が多い」といった発信がよく見られます。

「転職前提の就職活動」という若い世代のキャリア観、ジョブ型雇用の推進などを背景に、キャリア初期に生き抜く力、食いっぱぐれないスキル、転職時に職歴に書ける実績を手に入れたいニーズが高いようです。

◾️成長環境を見える化しよう!スキル経験獲得のロードマップを売る

あなたの会社やチームはいかがでしょうか。

新卒に限らず、若手人材の心をつかむ「成長環境」があるでしょうか。

そして、成長環境の確らしさや信頼性を、今いる社員の声や評価というエビデンスで固められているでしょうか。

PROFIT ENGINEのメルマガ読者にとっては、成長環境なんて誰かが用意して与えてくれるものではないと思いませんか?

成長環境なんて、自分の心の持ちようだ、自分から求めて行動して手に入れるものだ、という考え方の人は結構多いんじゃないかと思います。私も本音では100%同意です。

ただ実際には、高学歴であれ何であれ、新卒や若手の大半は知識経験ゼロ付近からスタートです。何をどこから始めていいのやらサッパリわからないものです。

受験予備校や塾で「カリキュラム」や「ステップ」があるように、あなたの会社への入社後に得られる「成長環境を見える化する」ことが大事です。

つまり、ゼロスタートからスキル経験獲得までの確かなロードマップを若手人材向けに売り込もうということ。

言葉だけではなく、目に見えるエビデンスを。