【対話型AIが生み出す未来】今後10年で伸びる会社、衰退する会社。いかに最少の社員数と働く時間で、成長スピードを加速させ利益を伸ばすか。

2023年4月24日 2024年9月27日

村上智彦

ChatGPTはじめ、AI活用が話題ですね。AIを活用できない会社は、今後なにがマズいのでしょうか？

一言でいえば、「環境変化に適応できずに競争力を失う」ことです。

AIを活用できない、AIにうまく仕事させることができないならば、すなわち、引き続き人間が仕事をすることを意味します。

つまり、ビジネスの効率性や生産性が相対的に悪くなり、社員スタッフをたくさん雇わなければ、長い時間働かなければ、現場の仕事が維持できない・ビジネスが成長できないということです。

たとえば、同じ利益１億円を稼ぐのに、社員２名で成立している会社と、社員10名いないと成り立たない会社。どちらの会社を選びますか？

たとえば、同じ社員数で、次々と新規事業や施策を機動的に試せる会社と、目の前の既存事業だけでいっぱいいっぱいな会社。どちらの会社を選びますか？

たとえば、同じ社員数で利益１億円を稼ぐのに、一人あたり１日４時間労働で済む会社と、１日８時間フル稼働＋残業で成り立っている会社。どちらの会社を選びますか？

たとえば、同じ社員数・同じ稼働時間数で利益１億円を稼ぐのに、週１回MTGだけで安定してまわる会社と、朝から晩まで会議や管理、面談に追われる会社。どちらの会社を選びますか？

１つ目のメリットは、「効率化」です。

今まで人間がやってきた仕事は、優秀なAIが代替していきます。10時間かかっていた作業が、１時間で完了できたり、自動化できたりするわけです。

たとえば、社員メンバーが数時間かけてデータ集計・分析・報告レポート作成していた仕事が、ポチポチッとクリックすれば、数秒や数分でできます。

集めたファクトから次の打ち手に関する最適化提案も、AIが自動対応や即時アドバイスをくれます。

もう１つのメリットは、「標準化」です。

人間は機械やロボットではなく、感情を持った生き物です。どんな仕事でも人間がやる以上は属人的でバラツキが生まれるものです。

事業モデルや業務プロセス、各タスクが標準化され、システム化されていることは、マネジメントをシンプルにするためにも、ビジネスをスケールさせるためにも重要です。

AIを活用することで、少なくとも人間よりは業務遂行やアウトプット品質を標準化することができ、業務管理やビジネス成長が簡単になるでしょう。

AIだけの話じゃありません。DXやIT技術だけの話でもないのです。

便利なツールやシステムの活用も同じ、フリーランス人材の活用も同じです。

今までは従来のやり方で通用してきた業種や会社でも、徐々にあるいは一気に、ビジネス上の競争力を失いうるほどの環境変化、それがAIなのです。

ビジネスが伸びないだけではありません。採用も一層苦しくなります。

20代30代の若い求職者は、非効率や無駄が多くスピードの遅い会社、長時間労働や残業ばかりの会社をますます敬遠するからです。

いかに最少の社員数と働く時間で、成長スピードを加速させ利益を伸ばすか。

私たちもAI技術を取り入れながら、事業運営モデルや売れる仕組みをさらにバージョンアップさせていきましょう！