ビジネスの生産性をUPする3つの秘訣!社員数や働く時間を最小限に抑えて、成果を生み出すコア業務に集中できる仕組みとは。

今日は、ビジネスの生産性をUPする3つの秘訣について話します。

私たちは過去19年にわたり中小企業や新規事業の売れる仕組みづくりをご支援してきました。その結果わかったことは、多くの社長は、いかに多くをやるか、いかに頑張るかという視点でビジネスを運営しようとしがちだということです。

人手が足りなくなると、もっと長時間働くことでなんとかしよう、新たに人を採用することで解決しようとする傾向がかなり強いです。

今日は、そのような思考パターンとは真逆の、いかに少ない人数・いかに働く時間を短縮して、長期的に安定成長できるビジネスの仕組みをつくるかという観点からポイントをシェアします。

秘訣①: 仕組みをシンプル化する

1つ目のポイントは、ビジネスや売れる仕組みを極限までシンプルにするということです。

たとえば、私たち『PROFIT ENGINE』では、3つの仕組みに分類して、それぞれ2〜3個程度の施策しかやらないと制限を加えています。人やお金、時間や労力を集中させて、最大限のパフォーマンスを発揮するという考え方で運営しているんです。

3つの仕組みというのは、新規客を集める仕組み、顧客との関係を繋ぐ仕組み、商品サービスを売る仕組みです。新規客を集める仕組みは、基本、Facebook広告とYouTube広告の2つだけ。顧客との関係を繋ぐ仕組みは、メルマガとYouTube動画の2つだけ。商品サービスを売る仕組みは、メールでのご案内と郵送DMの2つだけです。

ビジネスの成長を加速させたいと考えた時、やることを増やすのではなく、広告宣伝費を増やすことで加速させます。要するに、人間ではなく、お金に働いてもらうということです。

毎日や毎週、毎月、決まった仕組みをルーティンで動かすだけ。基本的に何か増やすなら、何かを1つ捨てるくらいの考えで、ビジネスのやることが無尽蔵に増えたり、業務プロセスが複雑になったりしないように、シンプル化することをかなり意識しています。

秘訣②: アウトソーシングを活用する

2つ目のポイントは、コア業務以外は他社・他人の力をフル活用することです。要するに、アウトソーシングですね。

私たちのビジネスではすべて、セールスやマーケティング活動に集中しています。セールスやマーケティングの成果をあげる業務がコアということです。

商品サービスの開発・制作は、ほとんど自社では行いません。自力でゼロから商品サービスを作ることはないということです。具体的には、OEMでオリジナル商品をつくったり、海外ブランドの独占販売権を取る、専門家や権威とタイアップするなど、すでに商品の制作能力や開発リソース、ブランドなどを持っている他社の力を借りて、商品サービスを作ります。

セールスやマーケティングの業務についても、そもそもビジネスの仕組みがシンプル化されているので、実務スキルを持ったフリーランスメンバー中心でスッキリと運営できます。

フリーランスメンバーにとっても、在宅で1日6時間程度で、決まった業務を決まったルーティンでまわすので、仕事の進め方がわかりやすく、安定した報酬も受け取りやすくなっています。

無形の商品サービスが中心ではありますが、有形の商品サービス、物販も手がけています。お金はかかりますが、物流倉庫などのロジスティクスまわり、在庫管理はすべてパートナー業者さんへ外注しています。自社で実務や作業を抱えることはありません。製本や印刷、発送業務も外注です。

自社でやった方がコスト削減で良いじゃないか、という見方もあると思います。しかし、私たちは多少のコスト高になったとしても、可能な限り、お金で時間を買うという方針です。

秘訣③: システムで自動効率化する

3つ目のポイントは、そもそも人間が業務や作業をやらなくて済むように、システムやツールで自動効率化するということです。

最小の人手や労力でビジネスを運営するには、シンプルに仕組み化してフリーランスや外注リソースを活用するだけでなく、便利なシステムやツールのちからをフル活用するのがおすすめです。

「ClickFunnels(クリックファネル)」は、集客や販売のためのファネル(複数のwebページを合わせたマーケティングの仕組み)を自由に組み立てて、自動化できる超優れものです。他のシステムとの連携もスムーズで自動化できます。年間30万円ほどの投資が、人間がやらなくても良い業務や作業を徹底的に自動化・省力化・効率化できるのでおすすめです。

「Kajabi(カジャビ)」は、メンバーサイト制作のためのツールです。無形の商品サービスやコンテンツを有料販売する場合に、メンバーサイトがあると提供側も顧客側も便利です。webサイト制作の専門知識や技術ゼロでも、簡単に会員サイトを作ることができるのでおすすめです。もちろん顧客から商品購入があった場合の商品提供やメール連絡などもすべて自動化できます。

「Stripe(ストライプ)」は、Web決済サービスです。決済手数料も安く、単発でもサブスクでも自由自在です。Stripeは、決済からあなたの銀行口座への入金振替を毎週自動で行ってくれるのでおすすめです。

「Deadline Funnel(デッドラインファネル)」は、キャンペーンの締切管理や販売ページのクローズを自動化するシステムです。キャンペーンの締切時刻に、わざわざ手動でページをクローズしたり、URLをいじったりするのは手間ですよね。そんな作業に脳みそや時間を使うくらいなら、システムで自動化してしまう方が確実かつ安全です。

このように、年間30万円や40万円かかるようなシステムもあります。高いと感じる方もいるかもしれません。

でも、導入した結果、自分たちの手間や時間を買うことができるなら、業務上の遅れやミス、トラブルを最小限にできるなら、良いシステムやツールへの投資というのは、かなり安いと私たちは感じています。

以上、シンプル化、アウトソーシング、システム自動効率化の3つです。

「その仕事、本当にやらなきゃだめ?」
「その仕事、そもそも不要にできない?」

そんな発想であなたのビジネスの仕組みを見直してみてくださいね。