【ブランディング】売れる仕組みづくりと長期安定成長ビジネスの「3種類のブランディング」を区別しよう。

今朝は金沢でこのメルマガを書いています。

今年7月から10月の4ヶ月間かけて、47都道府県で順次開催している『売れる仕組み戦略セミナー』は、今週の開催地は、石川・福井・滋賀。

今日は午後から福井会場。これからサンダーバードで福井へ向かうところです。

売れる仕組み戦略のブランディング

さて、本日は「ブランディング」について話します。

先日開催した新潟会場の参加者の中に、企業向けにPRやブランディングをご支援している会社の方がいました。

「ブランディングと営業を統合している点が、目から鱗だった!」

そんなふうに、セミナー後の個別会話、受講後アンケートでも嬉しい言葉をいただきました。

改めて、私たちが売れる仕組み戦略において「ブランディング」をどのように捉えているのか、ポイントをシェアしますね。

そもそもブランディングとは、商品サービスに一貫したイメージや価値、意味、コンセプトを付加することで、消費者の認知や期待を形成するプロセスであると、一般的には定義されています。

でも、私たちはもう少し踏み込んだ区別をしています。

3種類のブランディングを区別しよう

私たちPROFIT ENGINEでは、3種類のブランディングがあると考えます。

(1)アウターブランディング

1つ目は、いわゆる広報PRのような活動です。社会や市場、見込客に向けて、商品サービスや会社、人物に対するイメージやコンセプトを広く伝えるブランディングです。

プレスリリースを出したり、カンファレンスに登壇したり、地域イベントを主催したり。あるいは、目を引くようなロゴやデザイン、パッケージも含まれるでしょう。

手法は様々ですが、世に広く存在を認知してもらうことが主な目的です。

(2)インナーブランディング

2つ目は、企業の内部的な側面、社員やチームメンバーの意識や行動に焦点を当てたブランディングです。

企業のビジョン、ミッション、価値観を明確にし、それをチーム全員が共有し、実践することを目指します。

社員メンバーが自社のブランド価値を理解し、体現できるようになることは、採用・育成・定着などの組織づくり、生産性UPなどの効果にも繋がります。

また、社員メンバーの日々の業務を通じて、顧客に対しても一貫したブランドイメージの発信にも繋がります。

スターバックスやディズニーのように、従業員の接客態度やサービスがブランドの一部として認知される企業は、インナーブランディングに成功している例と言えますね。

(3)リストブランディング

3つ目は、顧客クライアントに向けたブランディングです。

アウターブランディングは、社会や市場、見込客に広く認知や期待、イメージを作ろうとします。

一方、リストブランディングはすでにあなたと名刺交換や資料請求、個別商談をした見込客、商品購入や受注契約をした顧客クライアントに向けたものです。

すでにあなたと接点を持った顧客やクライアント、見込客に対して、たとえばメルマガやLINEでの定期的な情報提供やLive配信などでコミュニケーションをとる活動です。

すでにご縁をもった相手にあなたの存在を忘れられないように、信頼関係を醸造できるように、そして商品サービスへの認知や期待を感じていただけるようにするのが目的です。

自社に合ったブランディング戦略選び

「ブランディング」というのは抽象的な概念です。いろいろな人がいろいろな背景や前提、意味を持ってブランディングを語ります。

手法や方法論も様々ですので、区別せずにごちゃ混ぜで捉えていると、あなたのビジネスにとって、どのように関連付けができるのか、理解しにくい場面もあるでしょう。

自社に合わない間違った手法を取り入れてしまい、うまく機能しないリスクもあります。

今日をきっかけに、3種類のブランディングに区別すると、頭の中がスッキリ整理しやすくなると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も素晴らしい1日を!

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