ゼロから億超え事業への2ステップ!広告宣伝投資をケチった分だけビジネスの成長は遅れる。結局、社長や事業責任者の志次第で決まる。

あなたのビジネスでは、新規顧客獲得や見込客集客をどのように行っていますか?

既存の顧客基盤が充実してくると、広告宣伝投資や手間がかかる上に難しい新規集客は、なんとなく後回しになりがちかもしれませんね。

あるいは、紹介営業だけでも成立しているから広告宣伝にはお金をかけない、という会社もあるかもしれません。

■ゼロから億超え事業への2ステップ

事業を立ち上げ、拡張していくには、ざっくり2つのステップがあります。

事業の立ち上げ段階では、広告宣伝に積極投資をし、得られたキャッシュを可能な限り再投資にまわすことで、雪だるま式に顧客基盤を複利で増やします。

顧客基盤が充実してきて、それぞれに目標として描いていた売上規模、ビジネス規模が実現できてくると、今度は広告宣伝投資を抑えながら利益を残すことを考えます。

同時に、既存の顧客基盤にさらなる価値を提供するための販売促進に投資をすることで、高いROIから利益をさらに倍増させることを目指します。

売れる商品企画のコツ、売れる仕組みづくりのポイントは別途あれど、事業の立ち上げ・拡張の2ステップはある程度不変ではないかと思いますね。

事業の立ち上げ段階でキャッシュや利益を残そうとするほど、ビジネスの成長は遅れます。

どれくらいの収益規模感で広告宣伝投資のアクセルをセーブするか、利益を残して安定軌道に乗ったとみなすかは、誰かに決められるものではなく、社長や事業責任者である私たち一人ひとりの意志次第です。

■事業立ち上げ・スモール段階の注意点

ただし、私の経験則上、事業の立ち上げ段階、スモールな段階で注意したい点は、、

(1)新規顧客獲得や見込客集客への広告宣伝投資をケチらない方が良いということです。ビジネスの成長が遅れます。

(2)事業の立ち上げ段階、スモールな段階で、いきなりSEO記事やSNS投稿、YouTube動画投稿のような長期視点でのチリツモ作戦に労力をかけるのもオススメできません。

理由は簡単です。いつまでにどれだけの成果に繋がるのかが読めないからです。無駄ではないでしょうが、最も後回しで良いタイプの施策です。

(3)紹介口コミに早い段階から頼ってしまうと、コントロールや安定性が効かないため、ビジネスの成長や数字が予測できません。

お金で時間と結果を買う広告宣伝投資から、新規顧客獲得や見込客集客する勝ちパターンを確立することに集中すべきです。ケチってはダメです。

いくらの広告宣伝投資をかけるべきか、かけられるか、には答えはありません。

社長や事業責任者である私たち一人ひとりの意思決定であり、目標としている事業規模と成長ステージによって変わるものです。

■まとめ

私も教育出版事業、メディア事業、通販事業で、現在9ブランドを運営していますが、ビジネスモデルの組み方も成長のさせ方も、根本は全部同じです。

扱っている商品サービスやターゲット層、価格帯、広告宣伝チャネルなどの選択は、ブランドごとにそれぞれに異なりますが、パターンは全部同じです。

本当に、まったく、全部同じなんですよね。シンプルに同じことしかやっていません。

あとは、いつまでにどれだけのビジネス規模を目標としているかによって、広告宣伝投資・再投資のアクセルをどれほど踏み込むか。

突き詰めれば、結局、社長や事業責任者である私たち一人ひとりの意志次第ですね。

志高く!