根暗な凡人社長でも会社を潰さずに、世界を旅しながら1日4時間だけ働いて安定収入を稼ぐ15の秘訣

「でっかい夢や目標を持て」「悲しい時こそ笑え」「辛いことは考えるな」「ポジティブになれ」そんなふうに教えられたことはありませんか?

でも、もし仮にでっかい夢や目標がなくても、いつも元気はつらつなポジティブ社長になれなくても、自分らしくビジネスで成功する方法があるとしたら、あなたも知りたいと思いませんか?

今日は、根暗で無能な凡人社長の私が会社を潰すことなく、世界を旅しながら1日4時間だけ働いて安定収入を稼いでいる方法をシェアします。

社長や起業家の完全なる自由

社長や起業家なら誰もがビジネスで成功したいと思っています。そうですよね?

でも一方で、従来のような社員数をどんどん増やしてでっかい会社をつくるとか、IPOして上場するとか、朝から晩までパワープレーで働き詰めになるとか、そういうビジネスや会社経営は自分の目指す姿とは違うような気もしませんか?

オンラインビジネスみたいなものは、個人の趣味か副業の延長かみたいな感じで自分には関係ないような気がしますよね。

ビジネスの成功のあり方について、ほとんどの人が理解していないのは、どんなビジネスや会社経営をするかは、社長や起業家の完全なる自由だということです。

立派なオフィスを借りないといけないとか、素敵なホームページを整えないといけないとか、社員スタッフを雇って毎日出勤して、いつも前向きに元気いっぱいチームメンバーたちを鼓舞してリーダーシップを発揮しないといけないとか。

「会社経営ってのはこういうもんだ」
「ビジネスってのはこうやってやるんだ」
「社長ならこんな人格にならないとダメだ」

このように、自分を常識や世間体というガチガチのちっちゃい箱の中に押し込めなきゃいけない理由は、ほとんどないということです。

「おれは社長の器じゃない...」

「おれは社長の器じゃない...」
「社長としての器が小さいからビジネスが伸びない...」

私はこれまでビジネスモデル構築や売れる仕組みづくりをご支援しているクライアントの社長が、このようにおっしゃるのを何十回も何百回も聞いてきました。その気持ちは無茶苦茶よくわかります。

私は大学時代からコミュ障で社交性もなく、学生寮の同僚からは「村上は頭が悪い、バカだから何を言ってるかわからん」と、どう考えても社長として才能もセンスも資質も何もない。人間として人望や人格者でもない。

しかし、そんな私でも大学3年の頃に最初のビジネスを始めて、もちろん紆余曲折や試行錯誤はありますが、全財産を失ったり借金まみれになったりすることなく、ビジネスを続けてくることができました。

お金の不安や悪夢、プレッシャーで夜眠れないなんてことも一度もなく、今では25名程度の社員メンバーと一緒に小さなマーケティング会社をやって10の事業ブランドを運営しています。

また東証プライム上場から社員10名以下まで、170社以上とご縁をいただいて売れる仕組みづくりをご支援しながら、アメリカやヨーロッパ各国をまわって世界中の社長や起業家、マーケターたちから学んでいます。

これらの数字が大きいか小さいか、捉え方は人それぞれだと思います。

ただ、この動画であなたに伝えたいポイントは、「社長はこうであるべきだ」「会社経営やビジネスはこうじゃなきゃいけない」っていう思い込みをいったん捨ててしまえば、もっとラクで自由にのびのびとビジネスをやれるということです。

自由な社長人生を実現する15の秘訣

それでは、私が20年間お金に困ることなく、どうやって長期安定収益や安定収入を増やしながら、自由な社長人生を実現してきたか。その15の秘訣をシェアします。

1)オフィスを持たない

オフィスを持たなければ大幅に固定費を削減できます。リモートワークやシェアオフィスを活用すれば、社長も社員メンバーたちも場所に縛られずに仕事ができます。

2)実店舗や在庫を持たない

実店舗や在庫を持つと、運営費やリスクが高まります。オンラインや郵送経由で提供できる商品、無形のサービスを基本とし、有形商品でどうしても在庫が必要な場合は、他社と提携することによって解決します。

3)正社員を雇わない

フリーランスや外部パートナーを活用することで、固定人件費を抑えつつ、必要な時に必要なだけのチーム編成を持つという柔軟性を確保できます。業績が厳しい時、撤退判断をしないといけない時にも、調整をしやすく、人材を育てる必要もありません。

4)営業訪問をしない

既存のクライアントの成果のために稀に訪問することはあります。でも新規商談のために訪問することはまずありません。新規はZoomによるオンラインMTGしか対応しないと決めています。

5)短期単発商品を売らない

長期的な収益を生み出すために、単発商品ではなく、サブスクやリピート性の高いビジネスモデルだけを手がけることで、安定したストック型の収益源を積み上げます。

6)システム投資をケチらない

便利なシステムやツールが安価に活用できる時代です。人間がやらなくて良いことは、システムやツールを働かせ、10倍100倍の事業スケールにも耐えられる仕組みをつくることです。

7)断ることを恐れない

ビジネスの方針や価値観に合わない依頼や顧客は勇気をもって断りましょう。会食や交流会の誘いも基本断ります。機会損失を恐れずに、自分らしいビジネススタイルを守ります。

8)スケールが困難なら手を出さない

社員数や働く時間を増やさなくても、10倍100倍スケールが可能なビジネスかどうかを確認します。ビジネスモデルの性質上、スケールが難しい事業や商品には手を出しません。

9)社長が自分でやらない

新規事業や売れる仕組みの設計・構築・運用の初期段階は、私自身が手がけることがほとんどです。しかし、その後の運営や改善改良はすぐに任せることでスピードの遅れや停滞を防ぎます。そうなれば、私がやることは、1日2回程度のハドルMTG、1日15分程度のメールやチャット対応だけです。

10)未確定の売上に期待しない

いつも最悪のケースを想定しています。もし今月以降、売上がゼロになったら、何年何ヶ月生き延びれるかを正確に把握します。もしクライアントの契約が一切更新されなかったら、収益の推移はどうなるだろうかを見て、最低最悪シナリオでも会社が盤石であるかどうか定期的に確認します。

11)チームをマネジメントしない

シンプルなビジネスモデルと売れる仕組みをつくり、マネジメントを簡単にします。さらに、TODOリストや担当者、実行期限、目標KPIを見える化し、いちいち管理や指示をしなくても、自動的に自走式で現場がどんどん仕事を進めてくれる状態をつくることができます。

12)他人や他社と比較しない

他社の成功や他人の成果を気にせず、自分のビジネスが昨日よりも今日、先週よりも今週、先月よりも今月どれだけ成長しているかに集中します。自社の売れる仕組みと数字と向き合い、改善の手を打ちます。他と比較して一喜一憂することはありません。

13)身の丈を超えたリスクを負わない

私は自分の社長としての力量や事業の堅実性を信用していません。小心者のため、銀行からの借入に頼ることもなく、20年間ずっと自己資金100%でやってきました。カメのような歩みで地味ですが、お金の不安を感じることもなく、確実に右肩上がりな安心経営を続けてきました。

14)労働集約や人海戦術はやらない

社員数や働く時間を増やさなければ成立できない、成長できないビジネスや売り方には手を出しません。1つの事業につき、片手で収まる程度の少数精鋭でやっていける戦略だけを選びます。

15)いきなりBtoCに手を出さない

過去を振り返ると、ほとんどBtoBビジネスで手堅くスタートし、地道にキャッシュと顧客基盤を積み上げてきました。そして、蓄積したキャッシュや顧客基盤、知見をもとに、BtoCビジネスで一気にスケールさせる順番です。

以上、根暗な凡人社長でも会社を潰さずに、世界を旅しながら1日4時間だけ働いて安定収入を稼ぐ15の秘訣です。あなた自身の指針を見つけるヒントにしてください。