ベンジャミン・ハーディの教え。なぜ10X is easier than 2X(10倍成長は2倍よりも簡単)なのか。

『10X is easier than 2X(10倍成長は2倍よりも簡単)』

これは、心理学者、ベストセラー作家、ビジネスコーチであるベンジャミン・ハーディ氏の新刊本タイトルです。

新刊本と言っても、米国では2023年5月に初版刊行であり、日本では今年6月21日にディスカヴァー・トゥエンティワンから出版予定です。

ベンジャミン・ハーディ氏の著書は、すでに何冊も日本語訳されて読むことができ、私は彼の大ファンです。

実は、私が昨年9月に米国フロリダ州オーランドで参加した売れる仕組み戦略の最先端サミット「Funnel Hacking LIVE」。

そこで、ベンジャミン・ハーディ氏は、ゲストスピーカーの一人として登壇しました。

彼が登壇すると事前には知らされていなかったので、私にはかなりサプライズで感動しました。

彼の講演内容は、「10X is easier than 2X(10倍成長は2倍よりも簡単)」をビジネスで実践するためのコーチングセッションのような構成でした。

もしビジネスを2倍にしたいと思えば、今やっていることの80%はそのままに、ただ改善を考えればいい。

もっとうまくやるには、もっと効率的にやるには、もっと多くやるには、のように。

しかし、もしビジネスを10倍にしたいのなら、現状の延長線上には見えないでしょう。

業界の大多数や常識、今まで自分が慣れ親しんだ考え方・やり方の80%を捨てて、まったく新しい戦略や思考を試していかなくてはいけない。


主旨を整理すれば、そんな内容でした。

そして、Profit Engineがあなたへ届けた最近のメルマガ何通かとも重なりますが、「10倍の結果を出すために、10倍のことをやらければならないわけではない」こと。

これも、ベンジャミン・ハーディ氏が教えてくれたことです。

もちろん、10倍の結果を出すために、10倍の人を雇うこともできます。10倍たくさん働くという選択肢もないわけではありません。

10倍効率よくCVを獲得できるように、新規獲得LPや販売ページ、広告クリエイティブを改良できないこともないでしょう。

私も含め、人間はどうしても現状の延長線上、今やっていることをベースとして、物事や見通しを考えがちではないでしょうか。

「これはうちの会社に関係ある、これは関係がない」

私たちは無意識に線引きをし、もともと自分が慣れ親しんだ思考や経験、視野の範囲内だけで、ビジネスを組み立てがちではないでしょうか。

ベンジャミン・ハーディ氏は「10倍の結果を得たいなら、今やっていることの80%を捨てて、新しい戦略や思考を試していかなくてはいけない」と言います。

スティーブ・ジョブズ氏の言葉にも「新しいことを始める勇気と古いことを捨てる勇気、その両方が必要だ」とあります。

たとえば、月刊売れる仕組み戦略レポート2023年10月号で解説した『100%成果報酬パートナーシップ』。

この戦略は、先行投資ゼロで顧客とキャッシュの両方を素早く獲得し、一気にビジネスを立ち上げ、伸ばす打ち手です。

私たちジーニアスラボが、自社で事業を立ち上げたり、一気に成長させたりしたい時に、よく使う戦略です。

最初に仕組みをつくれば、あとは何もやることはありません。ただ待っているだけ、見守っているだけでビジネスが成長します。

しかも、仮にうまくいかなくても、リスクや損失は一切ありません。

一例をあげると、私たちのクライアントであるITエンジニア派遣会社は、『100%成果報酬パートナーシップ』で3年で1万人以上のIT技術者を獲得しました。

ストック型の毎月入ってくる継続収益を積み上げながら、です。

年間2億9000万円を超える継続収益が、ほとんど何もしなくても見込めています。

粗利率は約89%。しかもこの収益には、エンジニア派遣から得られるマージンは含んでいません。

もし彼らが、大多数のITエンジニア派遣会社と同じような思考や方法に埋没してたら、このような結果は出せなかったでしょう。

レッドオーシャンな市場で「人材獲得できない、マージンが十分に取れない、他社と差別化できない」と、今でも苦労されていたかもしれません。

あなたのビジネスは、いかがでしょうか。

もしあなたが、2倍で満足なら、業界の大多数や常識、今まで自分が慣れ親しんだ考え方・やり方を続けていけばよいかもしれません。

しかし、10倍にしたいのなら、自分が慣れ親しんだ思考や経験、視野の外側を強制的に見る、定期的に外れる機会を「意図してつくっておく」ことがポイントです。

それが、私たちが『月刊売れる仕組み戦略レポート』を毎月あなたへ届ける理由です。

2倍3倍ではなく、10倍20倍の圧倒的成果を目指して。