超生産的な時間とは何か。19年前、私の原点をつくった米国の有名な起業家・投資家の教え。
大学3年次、20歳の時に出会った雑誌広告代理店での完全歩合制営業の仕事。
社長や先輩の熱い指導に加えて、到底身の丈に合わない自己投資をして学びながら試行錯誤を重ねた日々でした。
そこから19年間、9の失敗と1の小さな成功を積み重ねて、現在に至ります。
教育出版事業、メディア事業、通販事業で、現在9ブランドを運営していますが、ビジネスモデルの組み方も成長のさせ方も、根本は全部同じです。
扱っている商品サービスやターゲット層、価格帯、チャネルなどの選択は、ブランドごとにそれぞれに異なりますが、パターンは全部同じです。
本当に、まったく、全部同じなんですよね。シンプルに同じことしかやっていません。
それは、社員2名+フリーランスメンバーの計10名で、9ブランドを運営できている秘訣でもあります。
その原点は、学生時代に経験した雑誌広告代理店での試行錯誤でした。
決して一人のちからではなく、社長や先輩たちを説得し、同僚たちを巻き込みながら、年商4千万円の小さな雑誌広告代理店はわずか1年で年商4億円に成長しました。
■原点は、当時読んでいた資料の中に
3連休に自宅オフィスを整理していたら、当時にあれこれ学んでいた本や資料が出てきたんです。
懐かしいなぁなんて思いながらパラパラと眺めていたら、現在の私をつくった原点が、やはり当時にあったのだと思わせるくだりが見つかりました。
ある米国の有名な起業家・投資家である人物のレポートです。彼は「生産的な時間とは何か」について、こんな分類をしていました。
非生産的な時間とは、、
・ネットサーフィン
・メールチェック
・電話対応
・web統計チェック
・机の片付け
・オフィスの掃除 など
生産的な時間とは、、
・商品開発
・マーケティング
・プロジェクト管理
・ビジネス拡大のための時間 など
そして、超生産的な時間とは、、
・商品開発のシステムを作る
・マーケティングのシステムを作る
・ビジネス拡大のシステムを作る
であると。
■システムとは「仕組み」のこと
システムを作るというのは、決してMAツールで自動効率化しようとか、オンラインやDXで行こうとか、そういう意味ではありません。
システムとは、すなわち「仕組み」のこと。
・売れる商品を企画開発する仕組み
・集客や販売のための売れる仕組み
・ビジネスが成長して儲かる仕組み
「仕組み」とは、言い換えれば「蓄積性」「再現性」「複製可能性」です。
一度つくった仕組みが、商品企画開発の成功確率をUPさせてくれて、顧客やリピーターを集めて維持して増やしてくれて、ビジネスの収益性・安定性を高めていってくれる。
一度うまくいった仕組みは、ターゲットや商品サービス、価格帯、販促チャネルが変わったとしても、何度でも成功の土台となって機能してくれる。
そして、一度うまくいった仕組みは、もちろん百発百中ではなくとも、一般的に言われる「一勝九敗」に比べれば、はるかに高い成功確率で結果を出してくれる。
■超生産的な活動=仕組みづくり
超生産的な時間とは、そんな仕組みを学び、見つけ、実践し、改良するための時間ではないかと私は学びました。
その結果、仕組みを横展開してさらに新しい価値を世の中へ届けて喜んでいただく。その対価としてより大きな報酬をいただけるようになる。それが、ビジネスなのだと学びました。
PROFIT ENGINEが毎月発行している『売れる仕組み戦略レポート』は、「売れる仕組みの成功パターンや型をシェアする」というまさに超生産的な活動に直結するサービスです。
あなたは、超生産的な時間を、1日あたりどれだけ確保できていますか?
ちなみに、レポートを書いた米国の有名な起業家・投資家に言わせれば、私の「3連休に自宅オフィスを整理している」という行動は、非生産的な時間ということになってしまいますね。